タブレットの通信費を節約するために格安SIMを比較検討する

2021年3月12日


外出中にインターネットを利用する方が増えています。最近では、スマートフォンの性能が向上しているので、ノートパソコンを持ち歩かなくてもインターネットを外出中に使いやすくなりましたね。

でも、スマホだと画面が小さいので見にくいといった悩みをお持ちの方も多いはず。そこで、タブレットを常に鞄に入れておいて、必要な時に使っている方もいらっしゃることでしょう。しかし、スマホとタブレットの両方で通信料を支払っていると、毎月の通信費が高額になります。

だから、タブレットの通信費を節約するためには、データ通信しかできない格安SIMを使うのがおすすめです。

月額1,000円以下の格安データ通信が当たり前

格安SIMには、音声通話とインターネットの両方を利用できるものもありますが、インターネットだけしか利用できないデータSIMもあります。

データSIMだけの契約であれば、月額1000円未満でインターネットに接続することが可能です。

外出中にインターネットを利用するだけなら、短時間の接続で十分です。

動画を見たり、ゲームをしたりする場合も、せいぜい、電車の中で暇つぶしに遊ぶ程度でしょう。その程度のインターネットの利用であれば、わざわざ高額の料金プランを契約する必要はありません。データ通信だけしかできない格安SIMを使った方が、通信費を大幅に節約できるのでお得です。

多くの通信会社では、月額1,000円以下から契約できるので、外出中にタブレットやノートパソコンを利用する方は、格安SIMに乗り換えることをおすすめします。

格安SIM比較

データ通信のみの格安SIMを扱っている通信会社は探せば結構見つかります。

以下に主なデータSIMのプランを比較した表を掲載します。

OCNモバイルONE BIGLOBEモバイル mineo
1GB 880円
3GB 968円 990円
5GB 1,265円
6GB 1,518円 1,595円
10GB 2,508円 1,705円
12GB 2,970円
20GB 4,180円 4,950円 1,925円
30GB 5,918円 7,425円
転送量を超過した時の速度 200Kbps 200Kbps 200Kbps

格安SIMを利用する場合は、事前に自分が使っているタブレットが格安SIM対応機種になっているかどうかを確認してください。各通信会社のホームページに対応機種一覧が掲載されていますから、確認は簡単に行えます。

 

外出中にメールを確認したり、辞書代わりに文章主体のホームページを閲覧する程度であれば1GBのプランで十分でしょう。画像が多めのホームページを閲覧する機会が多い方でも5GBのプランで間に合うと思いますが、動画を頻繁に見る場合には、それ以上の転送量が必要になるでしょう。それでも、格安SIMを使った方が毎月の通信費を節約できるはずです。

なお、詳しい契約内容については、各社の公式サイトをご覧になってください。

ちなみに私は、高速通信と低速通信の使い分けができるmineoを使っています。

また、mineoは、月額385円で低速時の速度が500Kbpsに上がるパケット放題というオプションがあります。低速時に遅く感じる場合は、パケット放題も付けるとネット接続が快適になりますよ。

 

タブレット、スマホ、パソコンなど複数の端末で1つのSIMを使いたい場合は、モバイルルーターを購入しましょう。モバイルルーターは、家電量販店では取り扱っていなことが多く、また、モバイルルーターによっては通信会社で動作確認ができていないものもあります。そのため、モバイルルーターは、通信会社の公式サイトから購入した方が無難です。

モバイルルーターは、2万円以上する高額なものもありますが、1万円程度で購入できるものもあります。私は、2万円以上のモバイルルーターを使っていたことがありますが、Wi-Fiが途切れやすかったり、2年で壊れたりと良いことがありませんでした。その後に買い換えた1万円のモバイルルーターは、ボタンを押すだけでネットに接続できる簡単操作で、Wi-Fiも途切れず快適です。

モバイルルーターは高額だから良いとは限りません。最初は安いモバイルルーターを買った方が無難ですよ。

なお、格安SIMを契約した場合の毎月の支払いは、ほとんどの場合で、クレジットカード払いとなっています。まだ、クレジットカードを持っていない方は、年会費無料のクレジットカードを作っておきましょう。

大容量のプランを申し込むなら「ぴたっとWi-Fi」がおすすめ

格安SIMでも、20GB以上の大容量のプランになると、月額料金が高くなります。格安SIMにして通信費が節約できるのは、少ないデータ容量のプランの場合か、低速通信でも満足できる方に限られます。

高速で大容量のデータ通信を求めるのであれば、ぴたっとWi-Fiに申し込むのがおすすめです。

ぴたっとWi-Fiは、ルーターを使ってインターネットに接続しますが、126×66×10mmのコンパクトサイズのモバイルルーターなので、持ち運びが便利です。だから、自宅だけでなく外出中でも、ネットを利用できます。

プランは、10GB/月~100GB/月まで、段階的に用意されています。各プランの月額料金は以下の通りです。

10GB 20GB 30GB 50GB 100GB
月額料金 2,200円 2,585円 2,750円 3,080円 3,300円
契約期間 18ヶ月 18ヶ月 18ヶ月 18ヶ月 24ヶ月

10GBと20GBだと、mineoと契約した方がネット代が安くなります。でも、30GB以上のプランだと、ぴたっとWi-Fiの方がお得です。特に100GBのプランは、3,300円と格安です。30GBのプランより550円高いだけですから、30GBのプランに申し込もうと思っているのなら、100GBに申し込むべきです。

契約期間は、100GBが24ヶ月、その他が18ヶ月です。

データ容量を使い切った場合は、月末まで128Kbpsの速度に制限されます。

1人で使うなら、1ヶ月で100GBあれば十分です。夫婦で使う場合でも、1人当たり50GBですから不足することは滅多にありません。ただ、3人家族や4人家族になると、100GBでは不足するかもしれません。

なお、ルーターには、スマホ、タブレット、パソコンなどを5台まで同時接続可能です。


端末のレンタル料が無料

ぴたっとWi-Fiのルーターは、電源を入れるだけでインターネットに接続できます。スマホ、タブレット、パソコン、どれでも、ルーターの背面に記載されているSSIDとPWD(パスワード)を入力するだけでWi-Fiにつながり、インターネットを見ることができます。なお、スマホ、タブレット、パソコンでのWiFiの接続方法は、お使いの機器の取扱説明書で確認してください。

ぴたっとWi-Fiを利用するために使うルーターは、無料でレンタルできます。したがって、基本的にインターネットの接続料以外は毎月の負担はありません。

ただ、ルーターが故障した場合は修理費用を負担しなければなりません。毎月330円を支払って、あんしんサポートに加入しておけば、落下、水没、バッテリー異常などの故障が発生した場合の修理費用を負担する必要はありません。万が一、全損となった場合には16,500円の自己負担となりますから、あんしんサポートには加入しておいた方が良いでしょう。

マルチキャリアなので通信が良好

ぴたっとWi-Fiのルーターには、クラウドSIMが使われています。

クラウドSIMは、複数の回線の中から最も電話状況の良い回線に自動で切り替える仕組みとなっています。このようなことが可能になるのは、ルーターにドコモ、au、ソフトバンクの3つのSIMカードが入っているマルチキャリアだからです。

例えば、auの回線のつながりが悪ければ、自動的にドコモやソフトバンクに切り替え、接続状態を安定させられるのがマルチキャリアの特徴です。通信エリアも、以下の3キャリアの通信エリアとなっているので、日本全国の広い範囲でインターネットに接続できます。

  • docomo4GLTE
  • au4GLTE
  • SoftBank4GLTE

全国のほとんどのエリアで、ぴたっとWi-Fiを利用できますが、申し込みの前には、公式サイトで通信エリアを必ず確認し、自宅でインターネットを利用できるかどうかを確認してください。

ACアダプタなし

ぴたっとWi-Fiのルーターは、充電式ですが、ACアダプタが付いていません。USBの充電ケーブルは付いているので、パソコンに接続して充電することは可能です。

スマホやタブレットしか持っていない場合は、スマホやタブレットの充電用に付いていたACアダプタと接続して充電できます。もしも、ACアダプタを持っていない場合は、家電量販店で購入してください。

ぴたっとWi-Fiが向いている人

ぴたっとWi-Fiは、外出中はスマホやタブレット、自宅ではパソコンでインターネットを利用したいけど、複数の通信会社と契約したくない方に適しています。

また、夫婦でデータ容量を気にせずインターネットを使いたい場合にも、ぴたっとWi-Fiはおすすめです。

なお、ぴたっとWi-Fiの支払方法も、クレジットカードです。

高速通信無制限ならSoftBank Air

ぴたっとWi-Fiは、月に100GBまで高速でインターネットに接続できますが、家族で利用する場合、データ転送量が不足し、月の後半には低速でしかインターネットに接続できなくなることがあります。

家族全員でインターネットを利用し、月に100GBを超える場合には、SoftBank Airを利用した方が良いです。

SoftBank Airも、ぴたっとWi-Fiと同じようにルーターを使ってインターネットに接続します。スマホ、タブレット、パソコンは、Wi-FiでSoftBank Airにつなげば、ウェブサイトや動画などを見ることができます。


電源を入れるだけで接続

インターネットの接続には、Airターミナルというルーターのプラグをコンセントに差し込むだけです。Airターミナルがインターネットに接続できたことを確認したら、スマホ、タブレット、パソコンにSSIDと暗号化キーを入力すれば、Wi-FiでAirターミナルにつながり、ウェブサイトなどを見ることができます。

数十台の端末をAirターミナルに接続できるので、家族全員が同時にインターネットを利用可能です。

Airターミナルを使う場合の工事はありません。自宅にAirターミナルが届いたら電源を入れるだけの簡単インターネット接続です。

なお、Airターミナルは、自宅での利用に限られます。自宅以外でインターネットに接続したい場合は、ぴたっとWi-Fiのようなモバイルルーターを使うサービスに申し込んでください。

初期費用と月額料金

SoftBank Airの初期費用は、3,300円です。

Airターミナルの本体価格は、59,400円です。ウェブ申し込みの場合は、一括購入はできず、24回払い、36回払い、48回払いを選択しなければなりません。なお、分割払いでも金利手数料は必要ありません。48回払いの場合は、端数処理の関係で24円高くなり、総額59,424円になります。Airターミナルは、月額539円でレンタルもできます。

レンタルと分割払いの月額料金は以下の通りです。

レンタル 24回払い 36回払い 48回払い
基本料金 5,368円 5,368円 5,368円 5,368円
割引(36ヶ月間) -1,650円 -1,650円 -1,650円
レンタル料 539円
レンタル合計 5,907円
本体分割払 2,475円 1,650円 1,238円
25ヶ月目までの合計 6,193円 5,368円 4,956円
37ヶ月目までの合計 3,718円 5,368円 4,956円
38ヶ月目以降 5,368円 5,368円 6,606円
50ヶ月目以降 5,368円 5,368円 5,368円

4年以上契約すれば、レンタルの場合は5,907円/月、分割購入の場合は平均で5,368円/月です。したがって、長期間契約するなら、分割購入を選んだ方が、毎月539円お得になります。

なお、SoftBank Airの契約期間は2年です。契約期間の途中で解約した場合には、10,450円の解約料が発生します。

契約期間が満了すると、自動的に2年間の契約更新となります。

必要書類と支払方法

SoftBank Airの申し込みには、以下の書類のいずれかが必要です。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 個人番号カード
  • 健康保険証+補助書類(住民票、公共料金領収書、官公庁発行印刷物、賃貸借契約書)

支払方法は、クレジットカード払いと口座振替を選択できます。

SoftBank Airが向いている人

SoftBank Airは、家族全員で、データ容量を気にせず高速でインターネットを利用したい場合に適しています。

また、光回線のような高速のインターネットを利用したいけど、工事が面倒だという方にも、SoftBank Airは向いています。

スマホの契約も見直す

インターネット代は、格安SIMなどを契約することで、大幅に節約することができます。特に自宅でのインターネット利用が少ない方だと、光回線を契約すると割高になりますから、モバイルルーターを利用することをおすすめします。

また、インターネットだけでなく、スマホの契約も見直すことで、毎月の通信費をさらに減らすことが可能です。スマホの場合も、格安SIMに変更すれば、大幅に月額料金を下げることができます。大手キャリアから他の通信会社に変更するだけで、ほぼ確実にスマホ代を節約できますから、今のスマホ代が高いと感じている方は、乗り換えを検討しましょう。