タブレットの通信費を節約するために格安SIMを比較検討する
外出中にインターネットを利用する方が増えています。最近では、スマートフォンの性能が向上しているので、ノートパソコンを持ち歩かなくてもインターネットを外出中に使いやすくなりましたね。
でも、スマホだと画面が小さいので見にくいといった悩みをお持ちの方も多いはず。そこで、タブレットを常に鞄に入れておいて、必要な時に使っている方もいらっしゃることでしょう。しかし、スマホとタブレットの両方で通信料を支払っていると、毎月の通信費が高額になります。
だから、タブレットの通信費を節約するためには、データ通信しかできない格安SIMを使うのがおすすめです。
月額1,000円以下の格安データ通信が当たり前
モバイル用の通信回線を契約すると、月額で3,000円や4,000円程度の通信費を支払わなければなりません。
この価格帯の通信回線の場合、基本的にデータ転送量が無制限であったり、制限が課せられる場合でも、動画を毎日何時間も見たり、ゲームで頻繁に遊んだりしない限りは、そうそう通信速度に制限をかけられることはありません。
だから、データ転送量を気にせずにタブレットやノートパソコンを使えます。
でも、外出中にインターネットを利用するだけなら、動画やゲームを長時間利用することはないですよね。
せいぜい、電車の中で暇つぶしに遊ぶ程度でしょう。その程度のインターネットの利用であれば、わざわざ3,000円もする回線を契約するのはもったいないです。データ通信だけしかできない格安SIMを使った方が、通信費を大幅に節約できるのでお得です。
多くの通信会社では、月額1,000円以下から契約できるので、外出中にタブレットやノートパソコンを利用する方は、格安SIMに乗り換えることをおすすめします。
格安SIM比較
データ通信のみの格安SIMを扱っている通信会社は探せば結構見つかります。
例えば、DMM モバイルやU-mobileなどがありますね。
DMM モバイルであれば、1ヶ月のデータ転送量が1GB以下であれば、わずか480円(税別)で利用できます。U-mobileであれば790円(税別)からとなっています。
両者とも、データ転送量に応じて月額利用料が変わります。なお、U-mobileであれば、LTE無制限が2,480円(税別)、2段階定額が1GB以下が680円(税別)、1GB超3GBまでが900円(税別)というプランも用意されています。
1ヶ月間のデータ転送量を超えた場合には、通信速度が遅くなるだけで、追加料金は発生しません。ただし、転送量を超過した場合でも通信速度を高速に維持したいのであれば、追加料金を支払う必要があります。なお、転送量を超過した時の回線速度は、DMM モバイルもU-mobileも200kbpsとなります。文章主体のホームページを見ている限りでは、この程度の回線速度でもストレスを感じることはありません。
また、モバイルルータータイプなら、関西電力系列のオプテージ(旧ケイオプティコム)が提供しているmineoも比較的低額でインターネット接続ができます。
DMM mobile | U-mobile | mineo | |
500MB | – | – | 700円 |
1GB | 480円 | 790円 | – |
2GB | 770円 | – | – |
3GB | 850円 | – | 900円 |
5GB | 1,210円 | 1,480円 | – |
6GB | – | – | 1,580円 |
7GB | 1,860円 | – | – |
8GB | 1,980円 | – | – |
10GB | 2,190円 | – | 2,520円 |
15GB | 3,280円 | – | – |
20GB | 3,980円 | – | 3,980円 |
30GB | – | – | 5,900円 |
無制限 | – | 2,480円 | – |
2段階定額 | – | 1GBまで=680円 1GB超=900円 |
– |
転送量を超過した時の速度 | 200Kbps | 200Kbps | 200Kbps |
格安SIMを利用する場合は、事前に自分が使っているタブレットが格安SIM対応機種になっているかどうかを確認してください。各通信会社のホームページに対応機種一覧が掲載されていますから、確認は簡単に行えます。
外出中にメールを確認したり、辞書代わりに文章主体のホームページを閲覧する程度であれば1GBのプランで十分でしょう。画像が多めのホームページを閲覧する機会が多い方でも5GBのプランで間に合うと思いますが、動画を頻繁に見る場合には、それ以上の転送量が必要になるでしょう。それでも、格安SIMを使った方が毎月の通信費を節約できるはずです。
なお、詳しい契約内容については、各社のホームページをご覧になってください。
ちなみに私は、高速通信と低速通信の使い分けができるmineoを使っています。
ぷららモバイルの定額無制限プランと定額ライトプラン
データ転送量に上限がある格安SIMだと、インターネットに接続している時、どれだけダウンロードしたかが気になって、落ち着かない方もいるかもしれません。
そういう方には、ぷららモバイルの定額無制限プランが良いでしょう。
ぷららモバイルの定額無制限プランは、月額2,980円(税込)で通信料の制限がありません。ただ、通信速度は最大で3Mbpsなので、他社の回線と比較すると遅いです。でも、3Mbpsであれば動画を見るのも苦にならない速度ですし、文章主体のホームページを見る機会が多い方にとっては気にならない速度でしょう。
月額2,980円は他の格安SIMと比較して割高に感じるかもしれません。
そういう方には、定額ライトプランがおすすめです。
定額ライトプランは、月額972円(税込)で、回線速度は下り150Mbps、上り50Mbpsです。回線速度は最大値なので、実際にはこれよりも遅くなりますが、定額無制限プランの3Mbpsと比較すれば高速です。
通信料の制限は1日につき110MBです。制限を超えた場合には、200Kbpsに回線速度が制限されます。
動画を閲覧すると、すぐに通信料制限に引っかかってしまうでしょうが、文章を読むだけなら110MBで十分です。制限も1日単位なので、制限オーバーして不便な思いをするのはその日だけです。
外出中にたまにタブレットを使う方なら、定額ライトプランが安いのでおすすめです。
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