ポイントを1ヶ所のポイントサービスに集約する
ポイントカードをたくさん持っていると、ポイントが分散して有効期限までに使うことができず失効してしまうことがあります。また、無期限のポイントサービスでも最低利用ポイントが設定されている場合には、なかなかそこまでポイントを貯められないといったことも起こります。
だから、多くのポイントサービスを利用するよりも、よく利用するお店のポイントサービスを集中的に利用した方がポイントを有効利用しやすいです。しかし、そうは言ってもポイントカードの発行が無料だと、ついつい余計にポイントサービスに加入してしまうもの。
こういう場合に助かるのが、ポイントの相互交換ができるサービスです。
ポイントをよく利用するポイントサービスに移行する
最近では、多くのポイントサービスで、他のポイントサービスに貯めたポイントを移行できるようになっています。
例えば、A店で貯めた100ポイントは通常A店でしか使えないけど、B店のポイントサービスに移行できるといった具合です。もしも、B店でよく買い物をするのなら、A店のポイントをB店のポイントカードに移しておいた方が、ポイントを消化しやすいですよね。
なので、現在、ほとんど買い物をしなくなっているお店のポイントが残っている場合は、そのお店のホームページを見て、他のポイントサービスに交換できるかどうか確認しましょう。ただ、ポイントを他のポイントサービスに移行すると、手数料として一定のポイントが減額されることがあります。それでも、ポイントを失効させるよりましですから、このまま何もせずポイントを失効させる危険があるのなら、他のポイントサービスに移行しておきましょう。
共通ポイントサービスを活用する
A店のポイントをB店のポイントサービスに直接移行できない場合があります。こういった場合は、他のポイントサービスへのポイントの移行も検討しましょう。この際に注目したいのが共通ポイントサービスです。
Tポイント、Ponta、楽天ポイント、dポイントなどの共通ポイントサービスは、他の多くのポイントサービスからポイントを移行できるようになっています。仮にA店もB店もTポイントにポイントを移行できるようになっているのであれば、Tポイントカードを作っておけば、両方のポイントをTポイントに集約できます。もちろん、よく利用するB店のポイントはそのままにしておき、それ以外のお店で貯めたポイントだけを共通ポイントサービスに移行するという使い方もできます。
本来なら、ポイントはもらったお店で使うのが最もお得なのですが、ポイントを消化するためだけに特に必要のないモノを買うのは、家計の節約という面から見ると本末転倒です。
不要なモノを買うくらいなら、手数料として少々ポイントを失ったとしても、よく利用するポイントサービスに移行すべきです。また、どうしても他のポイントサービスに移すことができないのなら、勇気を出してポイントを捨てることも考えましょう。
多くのポイントが残っていたら非常にもったいないですが、そもそもポイントは取得したらすぐに使うのが基本なので、いつまでも使わずに貯め続けていたことを反省しましょう。そして、その教訓を将来に生かし、少しでも家計の節約に役立ててください。
ただし、何万円もポイントが残っているのなら、捨てるのはもったいないので買い物に使うべきです。数百円程度のポイントなら勉強代として、きっぱりと諦めましょう。
クレジットカードで貯めたポイントを共通ポイントに移行
クレジットカードで買い物をした場合に貯まるポイントも、他のポイントサービスに移行できることがあります。多くのクレジットカードでは、カード利用で貯まったポイントを共通ポイントに移行できます。
クレジットカードは、つい余計な買い物をしてしまいがちなので、頻繁に使うのはおすすめしません。でも、毎月必ず支払う電気代、携帯電話代、ガス代、水道代といった固定費はクレジットカードで支払ってポイントを貯めるのも一つの手です。そして、これらの支払いで貯まったポイントを共通ポイントに移行して買い物に使えば、家計の節約になります。
クレジットカードも上手に使えば、節約に貢献してくれますよ。
ポイントサービスで節約目次
- ポイントサービスを利用して長期的に節約
- ポイントカードはよく買い物をするお店で作る
- ポイントカードを作る前に最低利用ポイントを確認しておく
- ポイントカードは有効期限が1年以上のものに限定する
- 共通ポイントサービスならポイントを無駄なく貯められて消化しやすい
- 家電量販店のポイントカードは持っていて損なし
- ポイントを1ヶ所のポイントサービスに集約する
- ポイントを電子マネーにチャージして節約
- ポイントカードは家族など複数人でポイントを貯められるものを優先的に利用する
- ポイント大幅還元の商品はポイントで買わない
- 節約のためにクレジットカードを作るならポイントを利用しやすいカードを選ぶ
- クレジットカードは大幅にポイントが還元されるときに使う
- ポイントを貯めやすく使いやすいお得で節約向きのクレジットカード