ポイントカードを作る前に最低利用ポイントを確認しておく
ポイントカードを作る際は、よく買い物をするお店で作ることが基本ですが、他にも最低利用ポイントを事前に確認しておくことも大切です。
どんなによく買い物をするお店だとしても、最低利用ポイントが高く設定されていると、なかなかポイントを消化することができません。いつまでも使えないポイントはないに等しいですから、ポイントカードを作る際は最低利用ポイントをしっかりとチェックして、有効期限までにポイントを使い切れるかどうか判断しなければなりません。
理想は1ポイントから利用できるポイントサービス
理想的な最低利用ポイントは、言うまでもなく1ポイントからです。
多くのポイントサービスでは、1ポイント=1円に設定されていることが多いので、1ポイントから利用できるポイントサービスの場合、買い物をするたびにポイントを消化することができます。
お店によっては、ポイントが付与されたその日から使えるお店もあるので、こういったポイントサービスなら頻繁に利用しないお店であってもポイントカードを作って損はないでしょう。ただし、発行手数料が必要であるところは検討する必要がありますし、最低利用ポイントが1ポイントでない場合も慎重に考えるべきです。
最低利用ポイント到達までの買い物金額を計算しよう
最低利用ポイントが、100円、500円、1,000円などと設定されているポイントサービスでは、事前にどれだけの買い物をすれば獲得したポイントを消化できるか計算しましょう。
例えば、100円の買い物ごとに1ポイント付与されるポイントサービスがあったとします。そして、このお店では、1,000ポイント貯まると1,000円分の商品券に交換できるとしましょう。つまり、最低利用ポイントが1,000ポイントということですね。
この場合、ポイント還元率が1%なので、以下の計算式から1,000ポイント貯めるためには10万円の買い物が必要となります。
- 1,000ポイント/0.01=100,000円
今、このお店でポイントカードを発行しようと考えている場合、どれくらいの期間で10万円の買い物をするでしょうか?
日常的に利用しているスーパーであれば、1ヶ月で3万円程度の買い物をするかもしれませんね。それなら、4ヶ月もあれば最低利用ポイントの1,000ポイントを貯められるので、このスーパーのポイントカードを作っておいても問題ないでしょう。
しかし、1ヶ月に5千円しか買い物をしなかった場合、1,000ポイント貯めるのに1年8ヶ月もかかってしまいます。最低利用ポイント獲得まで、これだけ長い期間を要するのならポイントカードを作らない方が良いでしょうね。もしも、ポイントの有効期限が1年だったら、まずポイントを消化することはできません。
まとめ
- 最低利用ポイントは低ければ低いほど消化しやすい。
- 最低利用ポイントが高く設定されている場合は、いくら買い物をしなければならないか計算し、有効期限までにポイントを消化できるか検討する。
ポイントサービスで節約目次
- ポイントサービスを利用して長期的に節約
- ポイントカードはよく買い物をするお店で作る
- ポイントカードを作る前に最低利用ポイントを確認しておく
- ポイントカードは有効期限が1年以上のものに限定する
- 共通ポイントサービスならポイントを無駄なく貯められて消化しやすい
- 家電量販店のポイントカードは持っていて損なし
- ポイントを1ヶ所のポイントサービスに集約する
- ポイントを電子マネーにチャージして節約
- ポイントカードは家族など複数人でポイントを貯められるものを優先的に利用する
- ポイント大幅還元の商品はポイントで買わない
- 節約のためにクレジットカードを作るならポイントを利用しやすいカードを選ぶ
- クレジットカードは大幅にポイントが還元されるときに使う
- ポイントを貯めやすく使いやすいお得で節約向きのクレジットカード