ポイントを電子マネーにチャージして節約
貯めたポイントを失効させないために利用したいのが電子マネーです。
SuicaやICOCAといった交通系の電子マネー、WAONやnanacoなどの流通小売りが発行している電子マネーなど、種類がたくさんありますが、基本的に現金と同じように使えます。そして、これらの電子マネーはポイントサービスで貯めたポイントからチャージ(交換)できるようになっていることが多いのが特徴です。
使う予定のないポイントは電子マネーへ
これまでに多くのポイントを貯めては来たものの、特に買い物で使わないとか、特典と交換する気がないという場合は、電子マネーにチャージしてしまいましょう。
基本的に1円に相当するポイントは、電子マネーでも1円分としてチャージできます。電子マネーは現金と同じ価値があるので、ポイントを電子マネーにチャージすれば、事実上ポイントを換金したのと同じです。
特に利用しやすい交通系の電子マネーに交換しておくと便利ですね。今では、交通系の電子マネーは電車やバスの乗車の他、様々なお店での買い物にも利用できるようになっているので利便性が高いです。
電子マネーには、それぞれのポイントサービスもあります。SuicaであればJRE POINTというポイントサービスです。ポイントは、電子マネーを使って買い物をした場合に利用金額の0.5%や1%が還元されるようになっています。このポイントを電子マネーにチャージできるわけですね。
他のポイントサービスで貯めたポイントは、いったん電子マネーに付いているポイントサービスに移行した後、電子マネーにチャージできます。例えば、Suicaであれば、他のポイントサービスで貯めたポイントをいったんJRE POINTに移行し、JRE POINTから電子マネーのSuicaにチャージするといった手続きになります。
まず共通ポイントサービスに集約する
他のポイントサービスのポイントを電子マネーのポイントに移行する場合、100ポイントや500ポイントといったように最低交換ポイントが設定されていることが多いです。
もしも最低交換ポイントに達していなかったら、買い物をして最低交換ポイントまで貯めるか、ポイントをあきらめるかのどちらかになります。でも、最低交換ポイントに達しておらず、電子マネーのポイントに直接交換できなかったとしても、Tポイントなどの共通ポイントサービスにいったん交換し、そこで最低交換ポイントまで貯めて電子マネーのポイントに移行する方法があります。
なので、電子マネーのポイントに交換できるだけのポイントが貯まっていなかったとしても、共通ポイントサービスなどの他のポイントサービスに移行できるかどうかを確認しておくことをおすすめします。
他のポイントサービスにポイントを移行する場合、手数料として何ポイントか減額されることがありますが、全てのポイントを失効するくらいなら、手数料程度のポイントが減額されるくらいは大した損失ではありません。
貯めたポイントは共通ポイントサービスに集約。そして、必要なら電子マネーにチャージするというルールを決めておけば、ポイントを無駄に失う危険性が減ります。
新たにポイントサービスを利用する場合は、まず、よく利用する共通ポイントサービスや電子マネーのポイントに移行できるかどうかを確認しておくのが節約のコツですね。
ポイントサービスで節約目次
- ポイントサービスを利用して長期的に節約
- ポイントカードはよく買い物をするお店で作る
- ポイントカードを作る前に最低利用ポイントを確認しておく
- ポイントカードは有効期限が1年以上のものに限定する
- 共通ポイントサービスならポイントを無駄なく貯められて消化しやすい
- 家電量販店のポイントカードは持っていて損なし
- ポイントを1ヶ所のポイントサービスに集約する
- ポイントを電子マネーにチャージして節約
- ポイントカードは家族など複数人でポイントを貯められるものを優先的に利用する
- ポイント大幅還元の商品はポイントで買わない
- 節約のためにクレジットカードを作るならポイントを利用しやすいカードを選ぶ
- クレジットカードは大幅にポイントが還元されるときに使う
- ポイントを貯めやすく使いやすいお得で節約向きのクレジットカード