携帯電話代やインターネット接続料などの通信費の節約の基本は解約
水道代、電気代、ガス代は、現代社会で生きていくためになくてはならないものです。だから、これらの固定費を削減したとしてもゼロにはできません。
しかし、上記とは異なり、毎月かかる固定費の中でゼロにできる項目がいくつかあります。その中でも、家計に大きな負担となっているのが、電話代やインターネット接続料といった通信費です。これらの通信費の削減は、節約に効果絶大なので、できるだけ早く取り組むことをおすすめします。
生きていくために必要ないのが通信費
携帯電話にしろインターネットにしろ、それらの通信費は生きていくために絶対に払わなければならないものではありません。別の言い方をすれば、電話もパソコンも最低限の生活をするのに必要なアイテムではないということです。
したがって、極端な話になりますが、電話もパソコンも全く持つ必要はなく、今すぐに処分しても生活に困ることはありません。
よく携帯電話代を節約するのに通話時間や利用回数を減らそうとする人がいますが、持っている限りは、そのような努力をしても大した節約になりません。思い切って解約することこそが最大の節約であり、それが通信費節約の基本となります。
ただ、いきなりすべての通信機器を処分することは困難です。また、緊急の連絡のことを考えると、固定電話くらいは自宅に置いておく必要はあるでしょう。
最低限の通信機器だけ残して解約する
通信費を節約するためには、まず、最低限必要となる通信機器を列挙することから始めます。
一人暮らしの方なら、携帯電話ひとつを残して、その他の通信手段は捨ててしまっても問題ないはずです。インターネットの閲覧も携帯電話でできる時代ですから、パソコンを使って仕事をしなければならない人以外は、インターネットのプロバイダ契約を解約しても問題ありません。
家庭がある方は、固定電話1台とパソコン1台の通信機器があれば十分です。これに加えて仕事で必要だというのなら携帯電話を持てばよいでしょう。仕事をしていない専業主婦の方や小学生以下の子供には、携帯電話は不要です。
家族で契約すると携帯料金が安くなるというサービスもありますが、無料で電話を使えるわけではありません。こういったセールストークに乗せられず、通信機器を必要としているのは誰かを明確にし、そして、通信機器が不要な家族の分は解約しましょう。
携帯電話やインターネットの場合、最低利用期間が設定されており、その期間が経過する前に解約した場合、違約金を払わなければならないことがあります。だから、解約をためらっている方も多いでしょう。しかし、解約時に支払う違約金は、毎月の通信費よりも高くなることは滅多にありません。
携帯電話もインターネットも依存性が強いので解約をためらいがちです。でも、解約してしまえば、案外、なくても不便に感じないものです。
ほとんどの通信費は、生きていくために支払う必要のないものです。それを理解すれば、これほど簡単に節約できる固定費はありません。
固定費を節約目次
- 固定費の削減は家計の大きな節約になる
- 電気料金のプランを見直して節約
- 電気代の節約には各電化製品の消費電力を把握すること
- 水道代の節約は日頃の取り組みが大事
- ガス代の節約はシャワーと給湯器から試す
- 携帯電話代やインターネット接続料などの通信費の節約の基本は解約
- スマホの料金プランを比較してスマホ代が安い通信会社に乗り換える
- 生命保険は死亡保障だけにして毎月の保険料を節約する
- 医療保険の特約を見直して節約する
- 自動車保険は対人・対物賠償責任保険を削って保険料を節約しない
- マイカーは固定費を増やすだけ。中古車買取ですぐに節約開始。
- カーシェアリングの料金比較。カーシェア利用は交通費の節約に優れている。
- リボルビング払いは節約の敵!クレジットカードは1回払いを選ぶべき。
- 住宅ローンの借り換えは長期的な支出を節約できるので検討すべき