電子レンジを掃除が楽な日立のヘルシーシェフ MRO-S7Zに買い替え。庫内がフラットなので簡単に拭き掃除ができるよ。

30年以上前に生産された電子レンジが壊れてしまい、慌てて家電量販店に新しい電子レンジを買いに行きました。

購入したのは、日立の加熱水蒸気オーブンレンジのヘルシーシェフ MRO-S7Zという機種です。価格は約37,000円。5年の長期修理保証を付けて約39,000円。さらに古い電子レンジの処分代1,100円を支払ったので、全部で40,000円近くかかりました。

昭和の古い電子レンジからの買い替えだったので、ヘルシーシェフの高性能に驚いています。

掃除の手間がかからない

こちらが、そのMRO-S7Zです。

MRO-S7Z

横幅48.3cm、高さ34.0cm、奥行き43.3cmのサイズです。ドアは上から下に開けるようになっていて、ドアを開けた場合の奥行きは64.4cmあります。なお、MRO-S7Zは、後ろを壁にくっつけて置くことができます。

庫内の容量は22リットルあり、コンビニでお弁当を温める電子レンジよりも広めですね。

 

操作パネルは、右側に縦に配置されていて、一番上には液晶があります。

MRO-S7Zの操作パネル

最初は、ボタンがたくさんあって複雑そうに思えましたが、食べ物を温めるだけなら、「簡単レンジ」を押した後に「1分」のボタンを押して、「あたためスタート」を押せば良いだけです。

 

MRO-S7Zで最も気に入っているのは、庫内がフラットな造りになっていて掃除が楽なことです。

MRO-S7Zの庫内

布巾を濡らしてしっかり絞り、後は食器棚を拭くような感じで庫内を拭けば良いだけです。以前の電子レンジは、赤く光る赤外線のガラスのようなものがあったり、庫内の下が円盤状になっていて回転したことから、掃除をするのに手間がかかりました。

レンジの外側も、乾いた布巾で拭くだけです。

説明書には、レンジを使うたびに布巾で拭くように書かれていましたが、お弁当や総菜を温める程度なら庫内が汚れることはありませんね。

テーブルプレートは丸洗いできる

レンジの庫内に敷かれているテーブルプレートは、引っ張れば簡単に取り外せます。

MRO-S7Zのテーブルプレート

テーブルプレートは、お皿を洗うような感覚で簡単に洗えます。

レンジの手入れは、手間がかかりますが、MRO-S7Zだと他のレンジと比較して手入れが楽ちんです。

また、テーブルプレートは、一番下に敷くだけでなく、上段、中段、下段に浮かして設置できます。

テーブルプレートを2段目に設置

オーブンを使う場合は、テーブルプレートを浮かせば良いだけです。網に交換する必要もありません。トーストを焼く場合は上段に設置し、約9分でできあがります。トーストは裏返す必要があるので、ちょっと面倒ですけどね。

スチームを使って庫内を清掃

MRO-S7Zは、庫内を掃除しやすいフラットな設計となっていますが、さらにスチームを使って庫内の汚れを浮き上がらせ清掃しやすくできる機能も付いています。

本体の下部に給水タンクがあり、これに水を満杯に入れて本体にセットしなおします。

そして、「お手入れ」のボタンを押して「73清掃」を選んでから、「あたためスタート」ボタンを押せば、後は勝手に庫内にスチームを発生させます。清掃が終わった後は、本体が熱くなっているので、冷めるまで待ってからドアを開け、庫内を布巾で拭きます。

何度か、清掃を試しましたが、清掃なしで布巾で拭くよりも、汚れをしっかりと取れました。

清掃をして本体が冷めるまで30分ほど時間がかかりますが、この機能を使えば電子レンジを清潔な状態に保てそうです。

メニューが多い

MRO-S7Zには、オートメニューがたくさんあります。

メニュー数は72個。おそらく全部使うことはないですね。メニュー番号は、レンジの下部に記載されているので、好みのメニューを簡単に選ぶことができます。

メニュー

定番の「コンビニ弁当」ももちろんあります。

ローストビーフ、チキン南蛮、豚のしょうが焼き、茶わん蒸し、チンジャオロウスーなど、メニューは盛沢山。これ1台あれば、どんな料理も作れそうです。

お弁当や総菜を温められて、トーストが焼ければ十分という人には、使わないメニューばかりですが、料理が好きな方だとメニューが豊富な方が使いやすそうです。

メニューが多すぎるので、料理を温めるだけしか電子レンジを使わない方にとっては、不必要な機能ばかりに感じるでしょうけどね。

ハンバーグを調理してみた

MRO-S7Zで、試しにハンバーグを作ってみました。

フライパンでハンバーグに熱を通したときのように表面に焦げ目がつきません。表面がカリっとしているハンバーグが好きな方にはイマイチに感じるでしょうが、フライパンで焼いたときのようなパサパサとした感じではなく、表面から中まで均一に火が通り、しっとりとしていました。

肉汁が口の中でジュワっと出てくるハンバーグを自宅で作れるのには驚きましたよ。

調理時間は30分以上かかりましたけどね。

初めての使用の前に必ず脱臭する

MRO-S7Zは、買ったらすぐに使えるものではありません。

私は、お店の方に設置してもらい、使用前の準備もしてもらいました。

電子レンジを設置したら、まず脱臭をしなければなりません。なんでも、庫内のアルコールを飛ばす必要があるのだとか。

脱臭は、電子レンジ本体が非常に熱くなるので、終了した後もしばらく放置する必要があります。ドアを開けると火傷しますから、冷めるまで絶対に開けてはいけません。脱臭を開始してから2時間は電子レンジに触れないようにしましょう。

また、脱臭の前に必ずテーブルプレートを取り出す必要があります。テーブルプレートを入れたまま脱臭しないように注意してください。

脱臭中は、部屋中に臭いが充満しますから、必ず窓を開け換気扇も回してください

MRO-S7Zには、アースも付いていますが、我が家にはコンセントにアースを取り付けるところがありませんでした。お店の人の話では、アースは付けなくても良いとのことですが、より安全に使うためにはアースを付けた方が良いことは言うまでもありません。

我が家では、電子レンジをキッチンに置いていますが、水道から離れているのでアースは必ずしも必要がないのでしょう。

 

電子レンジの最下部には、給水タンクがあります。給水タンクは、解凍や料理の際に使用しますが、清掃でも使います。

給水タンク

加熱室の汚れを取るためにスチームを発生させ、汚れを拭き取りやすくできます。清掃のメニューも説明書の手順にしたがって、操作してください。

また、本体に残っている水抜きもできます。

そして、使用前に行った脱臭を使えば、電子レンジの嫌な臭いも消すことができます。

 

ヘルシーシェフ MRO-S7Zの最大の売りは、清掃のしやすさです。電子レンジの手入れが面倒だという方だと、MRO-S7Zは満足できると思いますよ。

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