トイレットペーパーの単価を知れば値段が高いか安いか判断できる

スーパーのチラシでトイレットペーパーが安売りと書かれていると、それだけで安いと判断してしまうものです。

でも、トイレットペーパーが安いかどうかは、トイレットペーパーの単価を知らなければ判断できません。チラシを見て安売りをチェックする人は多いですが、単価を計算して、安売りされているトイレットペーパーを買うべきかどうか検討する人は少ないです。

チラシの安売りや店頭の安売りのポップに釣られて、割高な買い物をしないためにトイレットペーパーの単価を知っておきましょう。

シングルは10m=5円

トイレットペーパーには、主にシングルとダブルがあります。

シングルは1枚だけですが、ダブルは2枚重ねになっています。同じ値段ならダブルがお得だと思うかもしれませんが、ダブルはシングルの半分の長さしかありません。

多くのトイレットペーパーは、シングル1ロールが50メートルダブル1ロールが25メートルとなっています。中には、シングルが60メートルや54メートルのトイレットペーパーもありますが、最近のシングルは50メートルが主流です。

そして、シングルもダブルも、12ロールがセットで販売されていることが多いです。したがって、12ロール合計で、シングルは600メートルダブルは300メートルになります。

トイレットペーパーは、お店や地域によって若干の値段の差はありますが、12ロールが約300円で売られていることが多いです。

長さと値段がわかれば、シングルとダブルの単価を計算できますね。

  • シングルの単価=300円÷600m=0.5円/m
  • ダブルの単価=300円÷300m=1円/m

 

上の計算より、トイレットペーパーの単価は、シングルが1メートルあたり0.5円、ダブルが1メートルあたり1円です。0.5円では計算しにくいので、10メートルあたりでいくらかを覚えておく方が計算が楽になります。

  • シングルは10m=5円
  • ダブルは10m=10円

 

これだけの情報を知っていれば、もうチラシやお店のポップに惑わされません。

長さが違うトイレットペーパーでも安いか高いか判断できる

60メートルが12ロール入りのシングルが400円だった場合、割安か割高かを計算してみましょう。

この場合、12ロール合計の長さは720メートルです。

  • 60m×12ロール=720m

シングルは「10メートル=5円」を基準に計算しますから、720メートルの場合は、360円未満で購入できればお得となります。

  • 720m÷10m×5円=360円

上の例では、400円で販売されていますから、このトイレットペーパーは割高との結論が導けました。もしも、チラシやポップに安売りと書かれていても、今回は買うのを見送るべきです。

 

また、最近では、2倍巻、3倍巻、5倍巻というトイレットペーパーも販売されています。このような場合でも、先ほどの単価を知っていれば、恐れることはありません。

例えば、3倍巻のダブルが6ロールセットで400円で販売されていたとします。1ロールは75メートルです。

このダブルのトイレットペーパーは、6ロール合計で450メートルです。

  • ダブルの長さ=75m×6ロール=450m

ダブルの単価は、「10メートル=10円」なので、450メートルだと450円が基準となります。

  • 450m÷10m×10円=450円

したがって、400円で販売されているこのダブルのトイレットペーパーは450円より安いのでお得です。

 

このようにトイレットペーパーは、シングルとダブルの単価を知っておくだけで、買った方が良いかどうかをすぐに判断できます。もう、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターのトイレットペーパー売り場で悩むことはないですね。

トイレットペーパー

なお、トイレットペーパーの単価は、地域によって販売価格が異なるため、必ずしも上記のようにならないことがあります。

シングル10メートルが7円、ダブル10メートルが14円となる場合もありますから、近所のスーパーで販売されている値段から独自に単価を計算してください。

備蓄には3倍巻や5倍巻がおすすめ

トイレットペーパーは、災害に備えて、常に余裕をもって保管しておきたいです。最低でも、12ロール入りを1セットは備蓄しておきましょう。ただ、トイレットペーパーは12ロールもあると保管場所を確保できないことがあります。

そこで、おすすめなのが、3倍巻や5倍巻のトイレットペーパーです。

私は、5倍巻のトイレットペーパーを備蓄しています。シングル1ロールが250メートルで、4ロール入っています。値段は498円(税別)なので、ほぼ10メートル=5円になり、安くも高くもありません。

5倍巻だと、5ロール分の大きさになりそうに思いますが、そのようなことはありません。1ロール=50メートルのトイレットペーパーより少し大きいかなという程度です。4ロール合わせても、ティシュペーパー4箱と同じくらいのサイズですから、保管場所に困ることはないですね。

2倍巻でも、長持ちしますから備蓄には便利です。

 

通販では、5倍巻も購入できますが、割高なことが多いです。安売りになっているタイミングを見て買うようにしましょう。

普段使いは通常のトイレットペーパー、備蓄用は2倍巻や5倍巻と、使い分けた方が節約になりますよ。

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