携帯扇風機を使って夏場のキッチンを涼しくする

夏場のキッチンは、火を使うことから他の部屋よりも暑くなりやすいです。そのため、顔から汗をだらだらと流しながら料理をするのが苦痛だという方が多いことでしょう。

キッチンにエアコンがあれば快適ですが、多くの家ではリビングに取り付けたエアコンから冷気をキッチンに送っているのではないでしょうか。また、扇風機を使いたいけども、キッチンのコンセントには、すでに炊飯器や電動ポットのプラグが挿さっていて、扇風機を使えない状況にある方もいらっしゃることと思います。

 

「せめて扇風機でも使えれば、夏場の料理中の暑さがましになるのに」

 

そう感じている方は、携帯扇風機をキッチンで使うことをおすすめします。

置いて使えるパワフルハンディファン

夏に外出していると、手持ちの小さな扇風機を使って涼んでいる人を見たことがあると思います。あの小さな携帯扇風機を使えば、夏場の料理中の暑さを軽減できます。

携帯扇風機を持ちながら料理できないと思うでしょうが、携帯扇風機には、置いて使えるものがあります。例えば、スリーアップというメーカーが発売しているパワフルハンディファンは、手持ちだけでなく、取っ手を折り曲げて、床に置いて使うことが可能です。下の写真に写っているのが、そのパワフルハンディファンです。

パワフルハンディファン

サイズは、幅10.4cm、奥行4.9cm、高さ21.4cmです。高さは取っ手を伸ばしている場合なので、取っ手を折り曲げて使う場合は10cmほどまで低くなります。片手で鷲づかみできるサイズなので、キッチンのどこにでも置くことが可能です。

ちなみに取っ手を伸ばしたら、こんな感じです。

パワフルハンディファンを手持ちにする

上の写真では、上手に立っていますが、不安定なので、取っ手を伸ばして立てて使うのはやめましょう。

扇風機の角度を上に向けたい場合は、首を曲げて好みの角度に変えることができます。

首の角度を変える

これなら、キッチン台の高さに合わせて風の向きを変えられます。身長が高い方でも低い方でも、顔に向けて涼しい風を送れますね。

最大9時間使用可能

パワフルハンディファンは、風力を3段階で調整できます。最も強い「強」にすると、通常の扇風機も真っ青なくらい、強い風を送ることができます。

充電時間は4.5時間で、弱、中、強のそれぞれの使用時間は以下の通りです。

  • 弱=9時間
  • 中=5時間
  • 強=3時間

弱なら、なんと9時間も使えます。強でも3時間使えますから、料理や洗い物の途中にバッテリーが切れてしまうことは、まずありません。

充電は、付属のUSBケーブルを使います。パソコンにUSBケーブルを挿すと自動的に充電が開始されます。

USBケーブル

「パソコンを持っていないと、使えないの?」

という質問がありそうですが、基本的には、その通りです。通常は、パソコンがなければ充電できません。

でも、USBケーブルに接続できるアダプタが、家電量販店に売っていますから、これを使えば、コンセントに挿して充電できます。ちなみに下の写真に写っているアダプタは、私が持っているモバイルルーターに付属していたものです。

アダプタ

私が、お店でパワフルハンディファンを購入する際、店員さんに質問したところ、USBケーブルに挿せるアダプタであれば、どれでも使用できるとのことでした。だから、スマホやオーディオ機器を買ったときに付属していたUSBケーブルを接続できるアダプタがあれば、それを使うことができます。もしも、アダプタを持っていない場合は、一緒に購入してください。

アダプタをコンセントに挿して充電すると、取っ手の下の方にあるLEDが点滅します。

充電中

LEDは3つあり、バッテリーの残量を知る目安にもなりますよ。

消費電力は4Wですから、1時間使用した場合の電気代は約0.1円です。このくらいの電気代であれば、電力を使っていないに等しいですね。

携帯扇風機は商品によって風力に違いがある

パワフルハンディファンを買う際、他の携帯扇風機と風力を比較しました。

サイズが小さい方が持ち運びが便利ですが、風力が弱いです。また、小さいサイズの携帯扇風機は、バッテリーの持続時間も短めです。

持ち運んで使う場合には、小さいサイズの携帯扇風機が便利ですが、キッチンで使うのなら、風力が強くバッテリーの持続時間が長い携帯扇風機を選ぶべきです。夏場のキッチンの暑さは、さすがに小さいサイズの携帯扇風機では太刀打ちできません。

私が、お店でパワフルハンディファンを買ったときは、値札は約2,100円となっていましたが、レジに持っていくと1割引きになっていました。さらに5%割引のクーポンを持っていたので、1,800円未満で購入できました。

パワフルハンディファンの保証期間は6ヶ月と短めなのが多少不安です。でも、保証期間が1年だったとしても、ひと夏使った後は、翌年の夏まで使用しないので、6ヶ月の保証期間で十分です。来年に故障に気づいても、1年の保証期間が過ぎているので、あまり意味がないですね。

スリーアップ以外にも、似たような商品を販売しているメーカーがいくつかあります。どれも機能はほとんど同じですね。

他にミストが出る携帯扇風機もありました。ただ、ミストが出るものは、フィルターの交換が必要な商品もあり、フィルターの取り換えがちょっと面倒だなと感じました。ミストが出る携帯扇風機を買うなら、フィルターの取り換えが不要な商品を選んだ方が良いでしょう。

また、首にかけて使える扇風機もありました。キッチンに携帯用扇風機を置くスペースがない場合は、首にかけるタイプの扇風機を選んでください。

夏場のキッチンが、とても暑くて、料理が苦痛だと感じている方は、携帯扇風機を試してみると良いでしょう。ちょっと暑いなと思う時でも、携帯扇風機を使えば、エアコンや通常の扇風機を使わずに涼むことができます。どこでも使えるので涼みたくなった時に便利ですよ。トイレの中が暑い場合にも、携帯扇風機を試してください。

最近は、1人で扇風機を使う場合は、パワフルハンディファンを使用しています。自分1人だけなら、通常の扇風機じゃなくても、パワフルハンディファンで十分に涼めます。これだけで、電気代が通常の扇風機の10分の1程度に抑えられます。

携帯扇風機は、電気代の節約にも役立ちますね。

腰にかけて使えるハンディファンもある

手で持つタイプの携帯扇風機だと、手作業中に使えないという欠点があります。

その欠点を解消した腰にかけるハンディファンも便利です。腰にかけて使えるので、キッチンでの料理中でも、外出中でも使用可能です。服の中に風を送れば、汗を乾かしたときの気化熱で、さらに涼しくなります。

立ち仕事が多い方だと、手に持つタイプの携帯扇風機よりも、腰掛タイプの方が便利ですね。

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