予算を設定すれば支出の節約の目安になる

家計の節約のために支出をできるだけ少なくするように心掛けている方が多いことでしょう。とにかく1円でも安く買い物をするように意識することは、節約の基本です。だから、それ自体は悪いことではありません。

でも、だからと言って、闇雲にできるだけ安く買う、できるだけ電気料金を少なくするといった節約法では、どの程度効果があったのかを把握するのが難しいです。なので、節約をするには何かしらの目安を設定しておいた方が良いでしょう。

節約と貯蓄の計算式

節約の目安となるのは予算です。

毎月の食費をいくら、電気料金をいくら、水道代をいくらといったように各項目ごとに1ヶ月の予算を設定します。そして、各予算を合計した金額が1ヶ月の支出合計額の予算になります。また、1ヶ月の収入から上の予算額を差引くと毎月の貯蓄目標額がわかります。

したがって、1ヶ月の貯蓄額は以下の計算式で表すことができます。

  • 1ヶ月の貯蓄額=収入-支出予算額

 

1ヶ月の貯蓄額を最初に決めて、その後で支出予算額を決定する場合は、以下の計算式を使います。

  • 1ヶ月の支出予算額=収入-貯蓄額

多くの方の節約の目的が貯蓄にあるでしょうから、1ヶ月の支出予算額はこの計算式を使って決定すると良いでしょう。予算を計算するのは、それほど難しくはないはずです。例えば、1ヶ月の収入が30万円で貯蓄の目標額が5万円なら、支出予算額は以下のようになります。

  • 1ヶ月の支出予算額=収入30万円-貯蓄額5万円=25万円

 

後は、25万円の範囲で食費、水道光熱費など個別に予算を設定すれば良いだけです。個別の予算をノートに書き出すか、チラシの裏に書くかして、1ヶ月の支出合計額が25万円になるようにします。

ノート

1ヶ月の予算が決まれば、後は、その範囲内でやりくりするように努力します。特に難しいことはないですね。

1年12ヶ月で考える

毎月の支出予算額にしたがって節約をしてみても、うまくいかない時があります。

夏や冬は、エアコンの使用量が多くなるでしょうから、電気代が予算オーバーになってしまうことがあります。小学校が夏休みに入れば、子供の昼食代も増えることでしょう。

このように支出予算額を決めても、毎月の支出額には季節的変動があるので、予算内に支出が収まらない月が出てくることは仕方ありません。そんなことを言っていたら、予算オーバーになって貯蓄ができないじゃないかと思うでしょう。でも、予算は、1ヶ月単位ではなく1年単位で見れば、十分に達成可能です。

予算オーバーする月があれば、予算が余る月もあります。1年12ヶ月で、最終的に予算内に支出が収まるようにやりくりすれば良いのです。例えば、8月は電気代が3千円余分にかかったとしても、9月は涼しくなってくるからエアコンの使用量が減るので予算よりも少なく抑えることができるはずです。10月も電気代を少なく抑えることができれば、8月分の3千円オーバーをなかったことにできます。

また、各項目間でのやりくりも考慮すれば、1ヶ月の支出予算額に全体の支出を抑えることは可能です。電気代が3千円オーバーしたのなら、水道代、ガス代、電話代を予算以下に抑えることで、余分に発生した電気代を賄えます。また、先月や先々月に予算が余っていれば、その余った予算で穴埋めをすれば良いのです。

 

毎日、家計簿をつけなくても、月に1回、1ヶ月間の支出を各項目ごとに書き出して予算と比較するだけでも、十分に節約の意識を高めることができます。そして、予算と実際の支出額を比較しながら、来月以降の支出をどうするかを考えてください。電気代が多くかかったなというのなら、来月は電気代を少なくする努力をします。ガス代、水道代も同様です。

そうやって予算と実際支出額を比較することで、うまく節約ができるようになりますし、貯金も増やしていけます。

企業も予算と実績を比較して分析しています。家計にも、それを応用すれば良いだけですね。

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