何気なく入ったお店で、「あ、これ便利そう」と思って商品を手に取り、そのままレジに持っていったという経験は誰にでもあると思います。そして、帰宅して商品を使ってみると、最初に思っていたほど便利ではなかったということもあるのではないでしょうか?
こうやって、もったいない買い物をしてしまったと後悔するんですよね。でも、こういったことは誰もが経験することです。大切なのは、何度も同じ後悔をしないということですね。
便利そうなアイテムを見つけたら帰宅して利用シーンを考える
お店で便利そうなアイテムを見つけた時、すぐにその商品を買うのは慎みましょう。
確かに商品を見た瞬間に「これは使える!」と思うことはよくあり、買って帰ったら自分の予想通りに使えたという経験は誰もが持っているはずです。だからと言って、頭に使い方がひらめいた商品を何でもすぐに買っていたのでは、無駄遣いはなくなりません。
意外と、自宅にあるもので代用できる場合もあるのですから、どんなに便利だと思った商品を見つけても、いったん帰宅してから利用シーンを考えるようにしましょう。
自宅では冷静な判断ができる
お店に目新しいものが陳列されていると、誰だって気分が高揚してきます。そして、お店に長くいればいるほど、様々な商品が欲しくなるものです。
でも、いったん帰宅してしまえば、お店での高揚感は薄れてきます。自宅でもう一度、お店に置いてあった商品を思い浮かべてみると、なんであの商品に魅力を感じたのだろうと不思議に感じることがあります。その感情が湧いてくるということは、買い物をしなくて正解だったということです。
お店で新商品を見つけた時、頭の中で花火が打ち上がったようにテンションが高くなります。
でも、そのテンションも、お店を出てちょっと時間が経てば冷めてしまうものです。
なので、無駄な買い物をしないためには、お店で欲しいと感じた商品があっても、いったん帰宅して自宅でもう一度必要かどうかを考え直すのが大切です。
自宅で冷静になっているときにお店で欲しいと思った商品の使い道をもう一度思い出してください。そうやって思い出してみると、案外便利でなかったり、自分の部屋では使えなかったり、また、場所をとるから部屋が狭くなってかえって不便になるといったことがわかる場合があります。
もしも、自宅で欲しいと思った商品の用途を思い出し、やはり便利だ、必要だと感じた場合には、翌日にでも、もう一度お店に行って、目当ての商品を買えばいいだけです。
遠くのお店に行った時ほど、今ここで買わなければ二度と買えないと思ってしまうこともありますが、多くの場合、そんなことはありません。今はネット通販も充実していますから、パソコンやスマホで検索すれば同じ商品や類似商品を見つけ出すことはできます。しかも、ネット通販の方が安い場合もありますから、お店で買わなくて正解だったということもありえます。
反対にネットショップで良さげな商品があったからといってすぐに買うのも節約のことを考えたら控えるべきです。ネットショップで見つけた商品は、近所のお店で現物を確認するようにしましょう。特に通販の場合は、手に取って商品を見ることができないので、購入するときは、より慎重に考えないと無駄な買い物をしてしまう危険が高いです。
とにかく、どんなに便利そうだと思っても、すぐに商品を買わないことです。
自宅でリラックスしているときに本当に必要かどうかを考え直す癖をつければ、自然と節約の習慣が身に付きますよ。これは、安いと思ったときにすぐに買ってしまう場合にも当てはまります。
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