食費の効果的な節約方法は野菜や果物を買わないこと

家計に占める割合が比較的大きくなりやすいのが食費です。しかし、食事をせずに生きていけませんから食費の節約には限界があります。

節約よりも健康の方が大事ですし、健康を維持する方が長い目で見れば医療費の支出を減らせますから、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルを必要な量だけ毎日摂取した方が良いです。必要な栄養素をバランスよく摂取するためには1日に30品目食べるべきだと言われることがありますが、こんなことをしていては食費がかかりすぎるので家計を圧迫するだけです。

食費を抑えながら必要な栄養素を補給しようと思うなら、栄養価の低い食品を食べないことが大事です。そして、栄養価の低い食品の代表が野菜ですから、普段の買い物では野菜をできるだけ買わないようにすべきです。

野菜は値段が高い

野菜が低価格で売られているのなら買っても家計にそれほど影響を与えません。でも、野菜はとても高いので、費用対効果を考えると積極的に買う必要はありません。

バケツ一杯の野菜を食べれば、それなりにビタミンとミネラルを補給できます。しかし、こんなにたくさんの野菜を食べると、これだけでお腹がいっぱいになってしまいます。

野菜

野菜からはタンパク質や脂質の補給がほとんどできませんから、肉、魚、卵も食べなければなりません。そうすると野菜を食べながら必要な栄養素をしっかりと補給しようと思うと、食費がかかり過ぎるので節約どころではなくなります。ちなみに野菜からはビタミンB₁₂を補給できませんから、動物性食品を食べなかった場合、貧血などの ビタミンB₁₂欠乏症になってしまいます。

野菜が低栄養な食品だとわかっている人は、野菜をたくさん食べません。それよりも、栄養価が高く値段も安い卵を多く食べます。肉類も豚肉や鶏肉であれば比較的安価で手に入ります。

卵を食べるとコレステロール値が上がると思っている人がいますが、以前にも下記記事に書いたように食品に含まれるコレステロールと血中コレステロールは関係ありません。なので、栄養価が高くて値段も安い卵を積極的に食べることは健康的で家計にも優しいのです。

ビタミンとミネラルのサプリメントも利用する

それでも、なかなか野菜が低栄養な食品だと認められない人がいます。野菜を食べないとビタミンやミネラルが不足して病気になってしまうと思うのであれば、ドラッグストアでビタミンやミネラルのサプリメントを購入すれば良いでしょう。1日当たりにすれば、マルチビタミンもマルチミネラルも10円程度の費用ですから、1日分のビタミンとミネラルを摂取するなら野菜よりも圧倒的に低価格です。

1回でビタミンとミネラルをまとめて摂取できるサプリメントもありますから、2種類もサプリメントを飲むのは面倒だと思うのならこちらがおすすめです。

栄養補給をサプリメントに頼るのは嫌だという方は飲む必要はありません。その代り、しっかりと卵を食べて栄養補給しましょう。ビタミンCだけは卵からは補給できないので、野菜か果物を少量食べる必要があります。果物は野菜よりも高価なので、野菜を選んだ方が食費の節約になります。

家計の節約のためにどうしても食費を削らないといけない場合には、野菜を買うのをやめて卵を多く食べるようにしましょう。そうすれば、栄養不足にならずに食費を節約できます。また、ビタミンB₁は豚肉に多く含まれていますし、ミネラルは魚や海藻など海のものに多く含まれています。

節約しながら栄養補給するためには、野菜を食べすぎないようにしましょう。

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