夏は昼間でもカーテンを閉めれば室内の暑さ対策になる

夏でも、朝になったらカーテンを開けてませんか?

外から室内に日差しを入れると爽やかな朝を迎えられて、すがすがしく感じます。でも、真夏の日中にカーテンを開け続けるのは、室内の気温が上昇するのでおすすめできません。夏こそ昼間はカーテンを閉めて日差しを遮り、室内の温度上昇を防ぐことが大切です。

南向きの窓のカーテンは全て閉める

カーテンを閉めると言っても、室内の全てのカーテンを閉める必要はありません。日差しが入ってくる窓のカーテンだけを閉めれば、室内の温度上昇を抑えられます。

ここでまちがってはいけないのが、閉めるのはカーテンだけだということです。窓まで締め切ると、室内の熱気が外に出て行かないので、窓は開けてください。通気性を良くするためには、できるだけ多くの窓を開けた方が良いです。

窓を開けてカーテンを閉めていると通気性が悪くなります。なので、窓を開けている場所のカーテンは完全に締め切らずに外から風が通るくらいは開けておく必要があります。

また、カーテンの下の部分をカーテン止めで束ねるのもおすすめです。このようにすれば、窓の上の部分はカーテンで日差しを遮ることができ、窓の下の部分からは風を室内に入れることができます。

カーテンを束ねる

カーテン止めの端は、洗濯ばさみで挟んでおくと良いですよ。

日中のエアコン使用時は窓もカーテンも閉める

昼間にクーラーを使用する場合は、室内の冷気が逃げないようにするために窓は閉めてください。もちろんカーテンも一緒に閉めてください。

カーテン

もしもカーテンを開けたままクーラーを使っていると、日差しが室内に入ることで起こる温度上昇のせいで、余計にクーラーの消費電力が増えてしまいます。夏は、電気代がかかる季節ですから、こういったところで節電を心がけましょう。

カーテンを閉めていると室内が暗くなるので、昼間でも蛍光灯を使わなければならず、余計に電気代がかかると思っている方がいらっしゃるかもしれません。しかし、蛍光灯1本の消費電力は30ワットほどでしかありません。エアコンだと400ワットや500ワットもかかりますから、それとの比較だと、蛍光灯の電気代は微々たるものです。節電のためには、まず電化製品の消費電力を知っておくことも大切です。

また、北向きの窓からは日差しが入ってきませんから、こちらのカーテンを開けているだけでも、室内は割と明るくなります。

使用するカーテンは日差しを遮れるものなら何でも構いませんが、白色のレースのカーテンだと日差しを遮れないので、室内の暑さ対策になりません。

最近では、夏の暑さ対策や冬の寒さ対策に便利な遮熱効果がある遮光カーテンもありますから、エアコンの使用が多い家庭なら節電に貢献してくれます。政府の節電要請が出る年の夏は、さらに電力消費量が多くなりますから、遮光カーテンを取り付けて節電したいですね。

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