多くの人が、給料を預金口座に振り込んでもらってると思います。だから、お金が必要になった時は、銀行に行って預金を引出して買い物をすることでしょう。
また、お金が必要になった都度、ATMに行ってお金を降ろすのは面倒ですから、1週間に必要な金額をまとめて引き出しておく人もいるかと思います。私も、月曜日か金曜日にまとめてお金を降ろすことが多いですね。このように一定期間に必要なお金をまとめて引出す場合、ちょっとした工夫で貯金を増やすことができます。
引き出す金額は1,000円少な目にする
私は、以前はATMで預金を引き出す時、1万円や2万円などキリのいい金額を入力していました。きっと、私と同じようにキリのいい金額を降ろす人は多いと思います。
でも、1万円や2万円などキリのいい金額を引出すことに何か理由があるかと聞かれても、これといった理由があるわけではないです。ただ、何となくキリのいい金額をATMの画面に入力していただけでした。
そして、お金を降ろして1週間経つと、財布に入っていたお金をほとんど使っているので、また1万円や2万円などキリのいい金額を引出します。しかし、ある時、9,000円だけ引出した場合はどうなるだろうかと思い、試しにいつもより1,000円少なく降ろしました。
最初は、1,000円でも少ないと心もとない感じがしたのですが、1週間を9,000円で乗り切ることができました。特に1,000円少ないことで不便を感じたということもありません。
年間5万円の貯蓄
このように毎週ATMから引出す金額を1,000円少なくすることで、年間5万円の節約ができます。
スーパーの安売りを狙って買い物をしても、年間5万円の支出を減らすのは難しいです。そう考えると、毎週、1万円などキリのいい金額を引出している人が1,000円少な目にするのは大きな節約効果と言えますね。
慣れてしまえば、1,000円少なくても気になりませんし、むしろ財布の中身が1,000円少ないことで無駄な支出を減らそうと意識するようになりますから、実は1週間で1,000円以上の節約効果があります。もしも、1万円や2万円などキリのいい金額を引出さないと不安だと思うなら、いったん1万円や2万円を引出した後に財布の中に入っている小銭を預け入れるのもありです。最近は、ATMからでも預金口座に小銭の預け入れができますから手間はかかりません。
日頃、無意識にやっていることの中に節約の可能性があるものです。1,000円少なく預金を引出すのも、その一つですね。こういった発想は、クレジットカードなどのキャッシュレス決済をよく利用していると思いつかないのではないでしょうか。キャッシュレス決済でも、しっかり管理すれば無駄遣いを減らせるでしょうが、ついつい大目に買い物をしてしまう人が多いと思います。
普通預金にお金を預けていても大した利息はもらえませんが、無駄遣いするくらいなら銀行に預けておく方がましです。普通預金でもイオン銀行など一部の銀行では金利を高めに設定しているところがありますから、そういった銀行を給与振込口座にしておけば他の銀行をメインバンクにするよりも、ちょっとお得になりますね。
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