都市銀行の預金口座は複数持っていると振込手数料の節約に便利

銀行の預金口座をいくつ持っていますか?

私は、ゆうちょ銀行も含めると全部で5行の預金口座を持っています。それぞれ理由があって口座を開設したのですが、最近では、使わなくなっている預金口座もありますね。

でも、預金口座は1行だけでなく、複数持っていた方が便利です。特に振込でお金のやり取りをする機会が多い方は、振込手数料を節約するためにも、有名な都市銀行の預金口座をいくつか開設しておくと節約に便利です。

他行宛の振り込みは手数料が高くなる

振込手数料は、同じ銀行の別口座に振込む場合は110円になっている銀行が多いです。振込金額によって段階的に手数料が上がっていきますが、基本的に同行の別口座への振り込みは110円です。また、同一支店の別口座であれば振込手数料が無料となっていることが多いですね。

他行宛の振込の場合は、手数料が高くなり、220円必要になります。こちらも、振込金額によって段階的に手数料が上がっていきます。

ちなみにATMからゆうちょ銀行の口座に振込む場合は、2021年4月現在で、5万円未満は振込手数料が152円です。他行への振り込みは220円です。

キャッシュカード

普段、振り込みをする機会が少ない方は、最寄りの都市銀行の預金口座を1つ持っていれば十分です。

しかし、頻繁に振り込みを利用する方は、振込手数料を節約するためにも、複数の都市銀行の預金口座を持っていた方が良いでしょう。ただ、複数の預金口座を持っていると、暗証番号を忘れやすくなりますので、管理はしっかり行いましょう。また、面倒だからと言って、全ての預金口座の暗証番号を同じにするのはやめた方がいいですね。財布を落としたり、盗難に遭ったりした時にすべての預金口座のパスワードが同じだと、全財産を失う危険がありますから。

ネットバンクの預金口座も開設しておくと便利

普段、ネット通販やネットオークションを利用する機会が多い方は、ネットバンクにも預金口座を開設しておくと決済が便利です。

インターネットにつなげる環境さえあれば、いつでも簡単に預金残高や振込金額の確認を行えますし、同じネットバンク同士のお金のやり取りは、振込手数料が無料になるので、特にネットオークションで頻繁にお金のやり取りをする方にとっては、大きな節約となります。

なお、利用するネットバンクについては、楽天銀行のような有名なところが良いでしょう。利用者が少ないネットバンクだと、他行宛の振込が多くなり、振込手数料がかかってしまいます。

紙の預金通帳の維持のために

近年、経費削減のため、紙の預金通帳を廃止している銀行が増えています。また、都市銀行で新規に口座を開設する場合、紙の通帳は発行されず、インターネットで預金残高を確認するようになっています。

紙の預金通帳を発行する場合は、手数料が必要になるので、これから預金口座を開設する場合は、紙の預金通帳を作らない方が節約になります。

現在、紙の預金通帳を利用している場合は、これからも紙の預金通帳を使い続けることができます。ただし、1年に1回は、預金通帳の記入がないと紙の預金通帳が停止になる銀行がありますので、紙の預金通帳を使い続けたい方は、1年に1回は通帳記入をするようにしましょう。電気料金ガス料金など、公共料金の支払いを口座振替にしておけば、毎月、通帳記入をするでしょうから、手間なく紙の預金通帳を維持できますよ。

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