社会情勢が不安定になると物価が上がり、これまでよりも出費がかさみます。
家計を節約するためには、できるだけ買い物をしないことが大切です。でも、まったく買い物をせずに生きていくことはできません。だから、買い物は必要最小限のものを買うようにして節約するしかありません。
そして、買い物の際に大切なのは、折り込みチラシを比較してできるだけ安くで買い物をすることです。
ネット通販だって比較するんだからスーパーも比較する
ネット通販で買い物をする場合、複数のお店を比較しますよね。
通販だと、お店が信頼できるのかといった情報を知りたいので口コミも見て、そのお店で買うかどうかを決めると思います。そして、価格もできるだけ安いお店を見つけて注文するのが当たり前です。
通販の時は時間をかけて比較するのに普段のスーパーでの買い物は、お店を比較しない人がいますが、これはもったいないです。同じ商品でも、スーパーによって価格が違います。同じスーパーでも、曜日によって価格が異なる商品もあります。
全く同じ商品を買うのなら、できるだけ安い方が家計を節約できてお得です。
チラシの比較なんて面倒と思うかもしれませんが、慣れれば1日5分の作業で済みます。利用するスーパーは3つか4つ程度でしょうから、すべて比較しても10分もかかりません。このわずか5分の作業で、1日に100円、1ヶ月で3千円の節約だって可能です。
例えば、普段は牛肉のもも肉が498円で、チラシの特売日には398円だったとします。特売日に200グラム買えば200円の節約です。白菜が298円で売られているスーパーもあれば、248円で売られているスーパーもあります。チラシを見ていれば、価格の違いを簡単に知ることができます。食品は、日によって価格が変動しやすいですから、毎日チラシに目を通しておきたいですね。
最近は、クレジットカードで買い物をしてポイントを貯めている人が多くなっています。でも、カード払いで貯まるポイントなんて1%程度でしかありません。上の牛肉の例だと約20%も安く買えるのですから、折込チラシのチェックが、どれだけ大きな節約になるかわかると思います。
サンプルを安く購入して節約
家計の節約は、折り込みチラシの比較が大切ですが、スーパー以外で安くで商品を買える方法は他にもあります。
その1つの例が、サンプルを安く購入することです。
企業は、新商品を販売する前にどれだけ売れそうかを調査するためにサンプルを消費者に提供することがあります。サンプルを試した消費者からアンケートに答えてもらって、好評なら販売を決定しますし、不評なら商品を改善してから販売します。
繁華街を歩ていると、サンプルを配っていることがありますよね。あのサンプルと同じようなものが、今は、ネットで安くで買うことができます。例えば、サンプル百貨店だと、食品や日用品のサンプルが多く提供されており、スーパーよりも安い価格で購入可能です。
サンプル百貨店で提供されているサンプルは、まとめ買いしなければならないものばかりなのがデメリットですが、日常的に食べたり飲んだり使用しているものであれば、たくさん買っても邪魔になりません。
購入したサンプルについては、アンケートに協力する必要があります。企業としては、消費者の感想が知りたいから安くでサンプルを提供しているので、サンプル百貨店を利用した場合はアンケートにも協力しましょう。アンケートを書くことで、手ごろな価格で販売されるようになるかもしれません。
物価高の時こそ、折り込みチラシの比較で大きな節約が可能です。
折り込みチラシを比較しないのなら、新聞を購読するのは無駄と言っても良いです。新聞を解約すれば4千円ほどの節約になります。折り込みチラシを上手に使えば、新聞の購読料以上の節約ができる場合もありますから、まったく目を通さずに捨てるのはやめましょう。
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