私の自宅から最寄り駅までは、歩いて25分ほどかかります。それなりの距離があるので、バスに乗って駅まで行った方が良いのではないかと思うこともありますが、基本的に駅までは歩いていくことにしています。
運動不足にならないようにすることが目的ではあるのですが、バスを利用して節約できる時間と支払う運賃とを比較したら、お金を払ってまでバスに乗る必要はないかなというのも、バスに乗らない理由です。
どれだけの時間を節約できるのかを計算してみる
自宅からバス停までは約3分かかります。そして、バスに乗って最寄り駅まで行くのに約7分かかります。したがって、バスで駅に行く場合の所要時間は約10分となります。
私は、バスに乗るときは5分ほど余裕を持ってバス停に行くので、バス利用の時間は待ち時間も含めると約15分ですね。
一方、歩いて駅まで行った場合、所要時間は約25分です。したがって、バスの方が時間を10分節約できます。バスの運賃は230円なので、10分の時間の節約のために230円を支払うわけですが、これは支出に見合う時間の節約になっているのでしょうか?
私の感覚だと、たった10分の節約のために230円を支払うのはもったいないです。
しかも、バスの中がとても混雑していた場合、15分間は窮屈な思いをしなければなりません。乗客がほとんどいないバスで、ゆったりとシートに座れるのであれば、15分間は快適な時間になりますが、バスが混んでいるかどうかは乗ってみないとわかりません。
窮屈な思いをするのか快適に座れるのかわからない状況に対して、運賃を支払うのも何だかなと思うので、10分しか節約できないバスには乗らないようにしています。
時と場合によってはバスに乗ることもある
でも、まったくバスに乗らないわけではありません。
病気になって通院しないといけない時にはバスに乗りますし、雨が降っている時も体が濡れる方がデメリットなのでバスを使います。要は、バスに乗る必要があるかどうかを考えて、必要だと判断した時にはバスに乗るということですね。
この必要かどうかを考えることは、時間の節約だけでなくお金の節約のためにも大切なことだと思います。
考えることの反対は習慣です。駅までバスに乗って行くことが習慣になってしまうと、何も考えずにバスに乗り続けることになります。たった10分しか節約できないのに230円を支払うのはもったいないという感覚も、習慣となってしまったら考えることはありません。
どのようなことにも言えることですが、習慣にすることは無意識に行動することです。それは、毎日、無駄な行動をし続ける危険があるということなので、何をするにしても、まずはその行動が意味のあるものなのかどうかを考えなければなりません。
そういう意識を持つことが節約には、とても重要なことなのです。
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