先日、電動ポットが壊れてしまったので買い替えました。
まだ5年も使ってなかったので、若干壊れるのが早いなと思ったのですが、こればかりはどうすることもできません。それにしても、電動ポットは何の予兆もなく壊れるんですね。ほんの1時間ほど前には普通に使えていたのに気づいたらお湯を沸かせなくなっていました。
買い替え費用は掛かりましたが、新しく購入した電動ポットは以前のポットよりも節電効果が高いので、長い目で見れば電気代の節約に貢献してくれるはずです。
節電額を試算してみる
買い替えた電動ポットは、タイガーの「とく子さん」というシリーズです。
1万円ちょっとするお値段だったのですが、いつも利用する家電量販店で、ちょうど1万円にしてもらえました。
以前使っていたのもタイガーの電動ポットだったので、基本的な操作は変わりません。ただ今回買った電動ポットには、省エネコースが搭載されているので節電効果が高いはずです。
さて、電動ポット1年間の消費電力が取扱説明書に記載されていますが、これは基本的にどの電動ポットでも基準が同じです。1日に23時間、電源を入れた状態にして、沸騰を3回だったか4回だったか行うことを前提にしています。
1kWhあたりの料金は約20円で、それを元に以前の電動ポットと新品の電動ポットを比較したところ、年間約2,500円分の節電が可能です。買い替え時に検討した5,000円程度の電動ポットとの比較でも約2,500円の節電効果でした。
なので、購入した1万円の電動ポットは、5,000円の電動ポットとの比較だと、2年でその差額を回収できる計算です。
1日の使用時間は16時間
しかし、我が家では、電動ポットの電源は寝ている間は切っているので、1日の使用時間は16時間程度だと思います。したがって、節電効果もその分だけ少なくなるので、年間だと1,700円ほどしか電気代が安くならないでしょう。
省エネコースで沸騰させれば、もう少し節電効果が上がりそうです。
ちなみに省エネコースでお湯を沸かすと、ポットから水蒸気が出てきません。お湯の沸かし始めは少し水蒸気が出るのですが、途中からまったく出なくなります。その代り、沸騰までの時間は2.15Lで約20分かかります。
省エネコースでの沸騰なら、お湯が蒸発して減らないので、若干水道代も節約できそうですが、年間10円も安くならないでしょうね。
夜は保温できるポットや水筒にお湯を入れ替える
朝、省エネコースでお湯を沸かすと時間がかかりすぎます。
なので、夜寝る前に電動ポットに残ったお湯を保温できる水筒やタンブラーに入れておき、それを朝に再び電動ポットに戻してお湯を沸かしています。意外と水筒に入れたお湯は冷めていないので、沸騰時間を短縮できていますよ。
電動ポットの買い替えには満足しています。
でも、電動ポットではなく、保温効果の高いポットにやかんで沸かしたお湯を入れておく方が光熱費の節約になるでしょう。電動ポットを使う利点は、いつでもすぐに熱いお湯を使えるということですから、やかんでお湯を沸かしている待ち時間を苦にしない方なら不要ですね。
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