お金を節約する究極の手段は、お金を使わないこと、すなわち買い物をしないことです。しかし、現代は貨幣経済社会ですし、高度に分業が進んでいるので、自給自足で生活することは厳しいため、食品や日用品などを小売店で買わなければ生活するのは難しいです。
だからと言って、頻繁に買い物に出かけると不必要なものまで買う可能性があります。
冷蔵庫の中の食品が少なくなったら買い物に行く
無駄な買い物をしないためには、できるだけ買い物に行かないことです。食品の場合なら、冷蔵庫の中にある食べ物をすべて食べ終わってから買い物に出かけるというのも節約にとって有効な方法です。
冷蔵庫がいっぱいなのに折り込みチラシで安売りの情報を見つけたら、すぐに買いに行くという行動を反射的にとってしまうと、反対にお金を余分に使う結果になりかねません。冷蔵庫の野菜室にピーマンしかなかったとしても、それを使ってうまく調理しようと努力することで無駄な買い物を防ぐことができます。
さすがにピーマンだけでは、何も作れないでしょう。だから、こういう場合はピーマンと一緒に調理できるものだけをスーパーに買いに行くのです。
冷蔵庫にピーマンだけしかなければ、1週間分程度の食品を買いにスーパーに行くことになります。ここで述べたいのは、冷蔵庫に残っている食品は、すべて食べてしまうことが大事だということです。腐らせたり、長期間冷蔵庫に入れて置いて消費期限が切れたりしたのでは、もったいないです。
普段の買い物では、10円、20円の節約を意識しているのに食べずに捨ててしまったのでは、その節約の効果はなかったのと同じです。それどころか、食べずに捨ててしまうのですから、それはお金をどぶに捨てるのと同じです。
冷蔵庫は見やすくしておく
食品の消費期限切れを防ぐためには、冷蔵庫に食品を詰め過ぎないことも大切です。
食べ物がギュウギュウづめになっている冷蔵庫は、奥の方にしまった食品が見えづらいので、長期間気付かないまま消費期限が切れてしまう危険があります。だから、冷蔵庫には食品を詰め過ぎないようにしましょう。
また、冷蔵庫に食品を詰め過ぎないようにすることは、普段の買い物で無駄な食品を買わないようにしようという意識が働きやすくなるので、結果として節約に結びつきやすいです。安易に安いから買い貯めしておこうという発想になりにくいですからね。
冷蔵庫の中が空になるまでは買い物に行かない。
それくらいの意識を持つことで、無駄な買い物に行かずに済みますから、お金だけでなく時間の節約にもなりますよ。
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