買ったばかりの高額商品の事故に備えてショッピング保険付帯のクレジットカードで購入する

先日、買って1ヶ月くらいしか使っていないデジタルカメラを水没させました。

購入した家電量販店に持って行ったのですが、水没の場合はメーカーではほぼ対応してもらえないと言われました。また、修理できるとしてもメーカー保証は適用されないので有料修理になるとも言われ、結局、修理に出さずに持ち帰ることにしました。

買い替える前の古いカメラなら水没させても気にしませんが、買い替え直後の水没だけにショックが大きかったです。

乾燥させてカメラが復活

でも、水没させたデジタルカメラは使えるようになりました。

カメラからバッテリーやメモリーカードなどの付属品を全て取り外し、乾燥剤と一緒にジップロックの中に入れて1週間乾燥させたら、水没前と変わらず操作できるようになりました。グーグルで検索しても、同じ方法でカメラやスマホを復活させたというブログが多数あったので、この方法は、多くの電化製品に通用すると思います。

ただ、濡れた状態で電源を入れると回路がショートして完全に壊れてしまうので、水没させた電化製品は完全に乾くまでは電源を入れないようにしましょう。

カメラが復活したのは良かったのですが、濁った池に落としてしまったので、レンズに若干汚れが残ってしまいました。

川に落としていたら、レンズの汚れはもう少しましだったかもしれません。

川

とりあえず、水没した電化製品は完全に乾燥させましょう。

ショッピング保険が付帯しているクレジットカードがある

今回のカメラの水没は、1年間のメーカー保証では対応してくれませんでしたが、これは当たり前と言えば当たり前です。

私の不注意かどうかに限らず、水没はメーカーに何の落ち度もないのですから無償修理に応じる義務はありません。メーカーが無償で対応してくれるのは、あくまで通常の使用中に不具合が発生した場合です。買って間もないのに普通に使っていたら故障したというのなら、不完全な製品を売った可能性がありますからメーカーが責任を持ってくれないと困りますよね。

自分の不注意かどうかに限らず、事故などで購入品が壊れてしまった場合には、その損害を消費者が負担しなければなりません。でも、買ったばかりの商品が壊れるとショックが大きいですから、なかなか諦められるものではないです。

こういう事態に備えるなら、電化製品などの高額商品は、ショッピング保険付帯のクレジットカードで購入した方が良いです。

ただし、ショッピング保険が付いているとは言っても、クレジットカードで購入したすべての商品が補償の対象となるわけではありません。以下のような購入品については保険の適用外です。

  1. 自動車、原付バイク、自転車など
  2. 義歯やコンタクトレンズ
  3. 飲食料品
  4. 商品券などの金券類
  5. 貴金属、骨董品など

クレジットカードによって保険の適用範囲が変わるかもしれません。また、保険が適用される場合も、自己負担額が3千円や5千円などと設定されている場合もありますから、少額の買い物では補償されないこともあります。

ショッピング中にお店に陳列されている商品のどれが補償の対象かを見極めるのは手間がかかりますから、とりあえずショッピング保険の自己負担額を超える高額商品の購入はクレジットカード払いにしておくと良いですね。

イオンカードは180日補償

ショッピング保険は、クレジットカードに必ず付いているわけではありません。

年会費無料のクレジットカードの場合は、ショッピング保険が付帯していないことはよくあります。ショッピング保険が付帯している場合でも、リボ払いや分割払いの時だけとか海外でのカードショッピングの時だけとか制限があったりします。

また、多くのクレジットカードに付帯しているショッピング保険は、補償期間が購入日から90日までです。90日でも補償があるだけありがたいのですが、もう少し長い方が助かります。

年会費無料のクレジットカードの中では、ショッピングセーフティ保険の補償期間が購入日から180日までのイオンカードがおすすめです。

イオンカードには、いろいろ種類がありますが、電子マネーのWAONとイオン銀行のキャッシュカードが一体になっているイオンカードセレクトが最も便利ですね。利用状況によっては、将来的にイオンゴールドカードのインビテーション(招待状)も届きます。

イオンカードのショッピングセーフティ保険は、1品5千円以上の商品をクレジット払いで購入した場合に適用されます。国内でも海外でも、1品5千円以上の商品なら補償対象です。ただし、先にも述べましたが、自動車、貴金属、金券類などはショッピングセーフティ保険の対象外です。

ショッピングセーフティ保険の補償限度額は年間200万円です。1年に200万円もカードショッピングをする人は少ないでしょうから、この限度額はほとんどの方にとってはあってないようなものですね。

電化製品や家具など、高額商品はショッピング保険つきのクレジットカードで購入しておけば、とりあえず、買って間もない損害は補償される可能性があります。

ただし、水災、地震、戦争で発生した損害や取扱いに重大な過失がある場合は補償されません。こういう場合は、諦めてください。

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