貯蓄手段は生命保険だけではない

生命保険には、契約者に万が一の事態が発生した時に保険金が給付される保障部分の他に満期になった時にいくらかのお金が戻ってくる貯蓄部分もあります。

保険は万が一の事態に備える商品ですから、貯蓄部分はなくても問題ありません。でも、満期になった時に1円も返ってこないのはなんだか保険料の払い損になる気がして、生命保険に保障だけでなく貯蓄の機能もあった方がありがたいと思う人が多いようです。

事前に運用利回りを知ることが大切

例えば、銀行の定期預金に余裕資金を預ける場合、利息をいくら受け取れるか事前に確かめるはずです。銀行の定期預金の案内を見て年利0.1%と記載されていれば、100万円を預けて1年後に受け取れる利息は税引前で1,000円です。

利息を1,000円しか受け取れないのなら株式や投資信託の方が良いと思う人もいるでしょうし、1,000円でもありがたいと思う人もいるでしょう。これは、その人の好みの問題です。でも、誰だってお金を運用に回すのなら元本にいくらかの運用益が上乗せされるのを望むはずです。

紙幣

当然、生命保険の貯蓄部分も、保障とは別に毎月保険料を支払っているのですから、満期になった時には払い込んだ保険料にいくらかの運用益が上乗せされて戻ってこないと困ります。貯蓄部分の運用利回りは、生命保険会社が保険内容を試算した書類に記載されています。多くの場合は「生存給付金」の項目で表示されています。

生存給付金が満期にいくらもらえるのか、そして、生存給付金に対応する保険料を毎月または毎年いくら払わなければならないかも、そこに記載されているので確認しましょう。満期までに支払う保険料合計と受け取れる生存給付金との差が運用益です。この運用益がわかれば、ざっくりと年間の運用利回りを計算できます。

保険料よりも生存給付金が少ないことがある

生存給付金は、支払った保険料よりもいくらかの利息が上乗せされて戻ってくるように思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

私が加入している生命保険は、保険料よりも少ない生存給付金しかもらえません。そのことを事前に確認せずに契約したので、反省しなければならないですね。

私が加入している生命保険の生存給付金は、10年間に支払った保険料よりも3%ほど少ない金額が戻ってきます。例えば、10年間に合計20万6千円の保険料を払いこんだら、満期時に20万円の生存給付金を受け取れる感じです。6千円損するくらいなら、毎年2万円ずつゆうちょ銀行の定額貯金に預けた方が、利率が低かったとしても損することはないので圧倒的に得です。

ただ、私が契約している生命保険の生存給付金は満期後に更新すれば10年後に10%ほど上乗せされて戻ってきます。先の例だと最初の契約から10年後に20万円の生存給付金が戻ってきますが、これをもう10年再投資すると22万6千円になって戻ってきます。とは言え、20年間の運用で10%弱の運用益ですから大したことはありません。メリットをあまり感じませんね。

生存給付金は貯金のようなものです。なので、他に利回りの良さそうな投資対象があるのなら、そちらで運用した方が良いです。私のように払い込んだ保険料より受け取れる生存給付金の方が少ないのなら、銀行の普通預金に預けるべきです。

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