先日、トイレに使用していた白熱電球が切れたので、家電量販店に新しい電球を買いに行きました。
これまでと同じ白熱電球で構わないかとも思ったのですが、この際ですからLED電球に交換することにしました。ご存知の通り、LED電球は従来の白熱電球よりも値段は高いですが消費電力が少なくなります。
ところで、LED電球に交換すると、どれくらいの節電効果があるのでしょうか?それも知りたかったので、LED電球に変更することを決めたんですけどね。
LED電球は白熱電球の2倍以上のお値段
いつも利用している家電量販店で購入したLED電球は、東芝が作っているものです。一般電球だと60W形相当で、電球をはめ込む部分の大きさはE26口金です。
もうトイレにLED電球を設置したので、とりあえずパッケージの写真を貼っておきます。
お値段は、税込で約1,600円でしたが、ポイントや割引などを使って約1,100円で買いました。同型の白熱電球だと、2個入りが税込で約1,400円ですから1個あたりだと約700円です。したがって、値引きなしでLED電球を購入した場合との比較で、白熱電球は1個あたり900円安い計算です。
LED電球を買うのは今回が初めてだったので、とりあえず古い白熱電球を持って行って、店員さんにこれと同じ形のLED電球を教えてもらいました。なお、白熱電球からLED電球に変更する場合、電球のお尻の口金の大きさが同じなら問題なく使えるそうです。だから、自分のトイレにはLED電球を設置できないのではないかと心配することはありません。どうしても、不安なら買い替え時に古い電球をお店に持って行って、店員さんに話を聞いて下さい。
1日1円の電気代節約
さて、気になる節電効果を検証しましょう。
これまで使っていた白熱電球は消費電力が60Wでしたが、LED電球は7.8Wまで大幅に消費電力を減らせます。多くの家庭では、1時間に1,000W消費すると20円から27円程度の電気代がかかると思います。ここでは25円を前提に節電額を計算してみましょう。
トイレの使用回数は、家族全員で20回と仮定します。1回の使用時間を3分とした場合、1日のトイレのLED電球の使用時間はちょうど1時間です。
したがって、従来の白熱電球の1日の電気代は以下の計算式より1.50円になります。
- 白熱電球の電気代=60W÷1,000W×25円=1.500円
一方のLED電球の1日の電気代は以下の計算式より0.195円になります。
- LED電球の電気代=7.8W÷1,000W×25円=0.195円
なので、白熱電球からLED電球に交換した場合の1日の節電額は1.305円ですね。
- 1日の節電額=1.500円-0.195円=1.305円
したがって、1年を365日で計算すると年間節電額は476.325円となります。
- 1年間の節電額=365日×1.305円=476.325円
白熱電球とLED電球の価格差が900円でしたからLED電球を2年使えば、LED電球の方が節約になります。
このように電化製品を買い替える場合は、消費電力を確認することで、今よりどの程度節電できるかがわかります。
100年使えるLED電球
では、LED電球の寿命はどれくらいなのでしょうか?
2年で白熱電球よりもお得になるとは言っても、2年以内に壊れたのでは意味がありません。LED電球のパッケージを見ると、寿命が40,000時間と記載されていました。
1日1時間使用だと、なんと109年以上も持ちます。白熱電球の寿命はどんなものですかね。今回、壊れた白熱電球は15年以上使っていましたが、通常はこんなに持たない気がします。15年で計算しても、109年間で7回は交換しなければなりません。金額にすると約4,900円ですから、電球代での比較でもLED電球の方が優れています。
初めてLED電球を使用しましたが、電球が使っていても熱くならないのが良いですね。夏は電球の光だけでも、かなり熱いですから助かります。今後は、他の白熱電球や蛍光灯が切れた時も、順次LEDに交換していくつもりです。
そう言えば、パナソニックのLED電球は、値段が高めでしたが5年保証でしたよ。
また、後日、洗面所の白熱電球が切れたので、OHMのLEDに取り替えましたが、こちらも5年保証で、なんと価格は398円(税抜)と格安でした。寿命は40,000時間なので、東芝のLEDと同じ寿命です。
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