電気料金プランのシミュレーションで節電額を比較

2016年4月1日から電力自由化が始まり、各家庭で数ある電力会社から好きなところを選べるようになりました。

今までは、住んでいる地域にある一つの電力会社の電気料金プランしか選択肢がありませんでした。しかし、これからは同一地域にある複数の電力会社から家庭の電気利用状況に合わせた有利な電気料金プランに申込めることになったのです。

これは、つまり今までよりも節電しやすくなったということです。

電気料金プランをシミュレーションしてみる

ただ、これまで契約していた電力会社以外の電気料金プランをどうやって探すのか、それが問題です。

何も考えずに生活しているだけでは、まず、他社の電気料金プランを知る機会はありません。今、契約している電力会社の電気料金プランも比較したことがない方も多いことでしょう。

とりあえず、お住まいの地域で、どの電力会社がどういった電気料金プランを扱っているかを知るのなら、電力比較サイトのエネチェンジを利用してみましょう。

実際に私も住んでいる地域でどういった電気料金プランが提供されているのかを調べてみました。エネチェンジで郵便番号、先月の電気料金、現在契約している電力会社と電気料金プランなどを入力して診断すると、候補となる電気料金プランの一覧が表示されます。

上から節電額が多い順に30件近くの電気料金プランが候補に挙がっており、最も節電額が多い電気料金プランで年間2万円弱、最も節電額の少ない電気料金プランだと年間3千円程度となっていました。

しかし、一番節電額が多い電気料金プランであっても、ポイントが還元される分も節電額に含まれているので、2万円も支出を抑えられるわけではありません。また、節電額以外にも検討すべき項目があるはずです。30件近くの電気料金プランを比較しなければならないので、すぐには契約を変更できそうにないですね。

でも、こうやって電気料金プランの選択肢があることを知っておくことは、電気代の節約を考える際に役立つはずです。

電力会社を変更しても停電の心配はない

電力会社を変更したら、安定的に電力が供給されなくなるのではないかと不安になる方もいらっしゃるはず。

でも、基本的に電力会社を変更したからといって、停電しやすくなるということはないようです。どの電力会社を選んでも従来契約していた電力会社の送電線を通って電力が送られてきますから、今までよりも電気の利用が不安定になる心配はありません。また、送電線を管理している従来の電力会社には、以後も電力が安定的に供給されるよう管理する義務が課せられていますから、契約を変更されたからと言って、いい加減な管理をすることは許されません。

東京タワー

電気料金プランを比較する際には、過去1年間の電気料金の明細を用意しましょう。

エネチェンジの電気料金プランの比較は、直近1ヶ月の電気代から1年分の電気代を推定して行われます。したがって、実際に支払った過去1年間の電気代と大きく異なる推定額を基に電気料金プランの比較が行われることがあるかもしれません。

過去1年分の電気料金の明細を残していない場合には、電気代の引落口座の預金通帳で確認するようにしましょう。

とりあえず、電力会社を変更するとどの程度節電できるかを確かめてみたいという方は、エネチェンジで電気料金プランのシミュレーションをしてみましょう。シミュレーションは無料です。

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