スーパーなどで、商品に「3割引」や「半額」といったシールが貼られていて、安売りされていることがあります。
こういった商品は、消費期限が迫っていたり、箱がつぶれていたりして安くなっていることが多いのですが、中には品質に全く問題がないのに安売りされていることがあります。
なぜ、そのような安売りがされているのでしょうか?
それは、メーカーのデザイン変更による商品の入れ替えが理由です。
季節の変わり目に安売りされやすい
このような理由での安売りは、おそらく、メーカーが新デザインの商品を早く店頭に並べてほしいから、余っている旧デザインの商品の卸価格を安くしているのだと思います。
特に食品や飲料の場合、季節に合わせて商品のデザインが変わりやすいので、季節の変わり目によく安売りされています。
新デザインと旧デザインで、味が変わるということもありますが、基本的に中身は同じなので、買い物代を節約しようと思うのなら、旧デザインの商品を買うべきです。
ただ、こういった販売方法をどこのお店も採用しているとは限りません。
旧デザインの商品を売りきるまでは、店頭に新デザインの商品を陳列しないスーパーでは、旧デザインの商品価格が下がることはないのかもしれません。それでも、他のスーパーで、デザイン変更されている商品があることを知った場合には、別のお店の旧デザイン商品の値段も確認してみましょう。もしかしたら、値引き販売されているかもしれませんからね。
食品や飲料以外の商品も安くなることがある
デザイン変更による商品の入れ替えは、飲料や食品でよく目にしますが、電化製品なんかもよくやっていますね。
例えば、パソコンだと秋になれば、秋冬モデルが発売されますから、春夏モデルの小売価格が下がります。実際には、秋冬モデルが店頭に並ぶよりも少し早い時期に価格が下がり始めます。
もちろん春が近づけば、秋冬モデルの安売りが始まりますから、少しくらい古いモデルでも気にしないという方は、その頃に電化製品の買い替えをすると良いでしょう。ただ、電化製品は故障した時に買いかえる方が多いでしょうから、そう都合よく季節の変わり目に買い替えできるとは限りませんが。
でも、食品や飲料であれば、頻繁に買い物に出かけますから、季節の変わり目は注意して店頭の商品価格を見ておきましょう。
他にも、内容量の変更があった場合にも旧商品の安売りが行われますから、そういった情報を耳にした時も、価格のチェックをしておきたいですね。災害に備えた保存食などは、デザイン変更のタイミングで購入しておくと良いでしょう。
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