子供のスマホ使いすぎを防止できる格安SIM


子供にそろそろスマホを持たせようと思っているけど、動画の見過ぎやゲームのしすぎが心配だと感じているお父さんやお母さんは多いと思います。

また、すでにネットつなぎ放題のプランを契約して、お子さんにスマホを持たせたけど、ネットばかりして困っているというお父さんやお母さんも多いことでしょう。

最近では、子供のスマホ使用に一定の制限をかけられるアプリもありますが、あまりに厳しく管理し過ぎると、お子さんが息苦しく感じますし、自主性を育てることもできません。

では、子供のスマホ使いすぎを防止するにはどうしたらよいのでしょうか?

最も簡単な方法は、格安SIMを利用することです。

高速通信の上限を決められる

格安SIMは、その名の通りスマホ代が安くなります。

現在では、様々な通信会社が格安SIMの提供をしており、利用者数が多くなっていますね。

格安SIMで通信料が安くなるのは、1ヶ月間に高速通信できるデータ転送量に上限が設定されているからです。常に高速通信できる使い放題のプランだと月額5千円や6千円はネットの接続料がかかりますが、格安SIMの最も安いプランであれば月額800円未満で済みます。

ただし、高速通信のデータ転送量が上限に達すると低速通信でしかネット接続できなくなります。多くの通信会社では、低速通信時のダウンロードは200kbpsに制限されます。

低速通信になると、文章中心のウェブサイトを見たり、メールの送受信をしたりする程度のことしかできません。Twitterは、やや遅い程度ですから、低速通信でも閲覧可能です。

1ヶ月間の高速通信のデータ転送量を使いきっても、課金すれば高速通信できます。ただし、課金は割高ですから、課金するくらいならネット使い放題のプランに申込んだ方が安上がりです。

 

「それなら格安SIMなんか契約せず、ネット使い放題のプランに申込む方が良いじゃないか」

 

そう思うでしょうが、それだと子供のスマホの使い過ぎを防止できません。格安SIMは、高速通信の上限を決められるから、計画的にスマホを使う癖を子供に身に着けさせられるのです。

高速通信と低速通信の切り替え

格安SIMを取り扱っている通信会社の中には、高速通信のデータ転送量を使いきるまでは高速でネット接続でき、高速通信のデータ転送量を使い切ったら低速通信に切り替わるという仕様を採用しているところがあります。

しかし、この仕様だと、月の前半だけ高速、後半は低速になることがほぼ確定しているので、お子さんに計画的にスマホを使う癖を身に着けさせるのが難しいです。

お子さんが計画的にスマホを使えるようにするには、高速通信と低速通信を使い分けられる通信会社を選ぶべきです。

動画を見たりゲームをしたりするには、高速通信でなければ厳しいです。一方、メールチェックやちょっとした調べものであれば、低速通信でも問題ありません。

だから、普段は低速通信にしておき、動画を見たい時やゲームをしたい時だけ高速通信に切り替えるようにすれば、計画的にスマホを使う癖を身に着けられます。

マイネオスイッチが使えるマイネオ

高速通信と低速通信の切り替えができる通信会社と言えば、マイネオが有名です。

マイネオには、マイネオスイッチと呼ばれる機能があり、高速と低速の切り替えを自由にできます。

私は、マイネオの月額900円(税別)の3GBプランを利用していますが、大容量のファイルをダウンロードしなければならない時だけ高速通信を使い、それ以外は基本的に低速通信にしています。

マイネオで低速通信にするには、マイネオスイッチをONにするだけです。

マイネオスイッチ

子供たちにとって、3GBの高速通信では少ないでしょうから、10GBのプランに申込むのが良いでしょう。したがって、1ヶ月間でゲームをしたり動画を見たりできるのは10GBだけとなります。

データ転送量が10GBの範囲ならスマホを好きに使っても良いけど、10GBを超えたらスマホでゲームをしたり動画を見たりすることはできませんよと、お子さんに強制的に約束させることができます。

翌月末までデータ転送量を持ちこせる

マイネオでは、余った高速通信のデータ転送量は翌月末まで繰越せます。

例えば10GBのプランに申込み、今月は高速通信を一切使わなかった場合、翌月に10GBが持ちこされます。翌月1日には新たに10GBが加算されるので、1ヶ月間で最大20GBまで高速通信が可能です。

このデータ転送量を翌月に持ち越せる機能も、お子さんに無駄遣いしないことの大切さを教えることができます。毎月10GBを必ず使い切るよりも、少しだけギガを残しておいた方が、翌月に高速でネットに接続できるデータ転送量が増えるのですから、普段の月より見たい動画が多かった時の保険になります。

貯金の大切さをお子さんに教えたいお父さんやお母さんにとっても、格安SIMを選ぶメリットがあります。

 

「ギガ持越しなんて、子供のスマホの使い過ぎになってしまうだけじゃないの」

 

そう思うかもしれません。でも、先月のお小遣いを一切使わず、今月のお小遣いと合わせて、1ヶ月のお小遣いでは買えない洋服を買うことは、お小遣いの無駄遣いでしょうか?

この場合、1ヶ月間、お小遣いを使うのを我慢しているのですから無駄遣いではないですよね。

ギガ持越しも同じです。先月は動画を見たりゲームをしたりするのを我慢し、今月に多くのギガを持ち越したのですから、先月のスマホの利用時間は少なくなっているはずです。このような工夫は、むしろ子供たちに積極的に教えたいことですよね。

マイネオの10GBプランの月額料金

マイネオの10GBのプランは、音声通話とデータ通信ができるデュアルプランの場合、月額料金(税別)は以下の通りです。

  • Aプラン=3,130円
  • Dプラン=3,220円
  • Sプラン=3,570円

Aプランはau、Dプランはドコモ、Sプランはソフトバンクの回線を利用しています。

上記の他に電話をかけると、20円/30秒の料金が発生します。専用アプリ「mineoでんわ」から電話をかければ10円/30秒になります。なお、mineoでんわは無料で使えます。

ネットはあまり使わないけども、電話ばかりしてもらっては通信費が高くなってしまいます。

そこで、月額850円(税別)の「mineoでんわ10分かけ放題」にも加入しておくことをおすすめします。このサービスは、mineoでんわから電話をかければ、10分以内の通話なら誰とでも何度でもかけ放題になります。ただし、10分を過ぎると10円/30秒の料金が発生します。

「mineoでんわ10分かけ放題」にも加入した場合の10GBプランの月額料金(税別)は以下の通りです。

  • Aプラン=3,980円
  • Dプラン=4,070円
  • Sプラン=4,420円

スマホ代は負担してあげる

お子さんのスマホ代は、毎月のお小遣いから差し引く家庭もあると思います。

でも、お小遣いからスマホ代を支払わせるのは、あまりおすすめできません。なぜなら、スマホの使い過ぎを防止できないからです。

「自分の小遣いからスマホ代は払いなさい」と、お子さんに言うとどうなるでしょうか?

きっと、「それなら一番お得な使い放題プランに申込もう」となるはずです。

スマホの使い過ぎを防ぎたいのに使い放題プランに申込んでいたのでは意味がありません。それなら、お子さんのスマホ代は、家庭で負担してあげ、その代り、格安SIMに申込む方が良いです。

ただし、マイネオであれば、10分を超えて発生した通話料やデータ転送量の追加購入代は、お小遣いから差し引くという約束にしておきましょう。そうすれば、長電話を避けるようになりますし、長時間の動画の閲覧もしなくなります。

また、現在、ネット使い放題のプランを利用しておりスマホ代はお小遣いから差し引いている場合には、例えば3,000円まではスマホ代を家庭で負担してあげるから格安SIMに乗り換えなさいと提案するのも良いでしょう。

両親名義で契約する

マイネオの場合、基本的にクレジットカードで毎月の利用料金を支払うことになります。他の格安SIMでも基本的にクレジットカード払いです。

そのため、中学生や高校生ではクレジットカードを作ることが難しいので、マイネオの契約はお父さんかお母さんの名義ですることになります。18歳未満の場合はマイネオそのものに契約できませんから、中学生や高校生のお子さんにスマホを持たせる場合は、両親のどちらかの名義で契約しなければなりません。

すでにマイネオを利用している家庭なら、追加契約すれば毎月50円(税別)の割引を受けることができます。

子供のスマホの使い過ぎが気になっているお父さんやお母さんは、ネット使い放題のプランを契約していませんか?

お子さんに計画的なスマホ利用をして欲しいと思っているのなら、格安SIMの契約を検討された方が良いですよ。