電子マネーを使って電車に乗車しても節約にならない

私は電車に乗る時、回数券を利用しています。私がよく利用する電車の回数券だと、通常は1回分おまけが付いていますし、ラッシュアワーに乗車できない回数券だと2回分、土日祝日しか使えない回数券だと4回分のおまけが付いてきます。

鉄道会社によって回数券のおまけの内容は異なりますが、多くの場合で1回分や2回分のおまけが付いてきます。同一区間を頻繁に乗り降りする場合は定期券の方がお得ですね。でも、電子マネーでの乗車だとおまけがないので考え物です。

電子マネーは払い戻しに手数料がかかる

SuicaやICOCAといった鉄道系の電子マネーは、駅の自動券売機で購入できます。購入金額は2,000円で、そのうちの500円がデポジット(預り金)となるので、乗車に使えるお金は1,500円です。

自動券売機で電子マネーを購入しても、おまけがないので交通費の節約という点では回数券より劣ります。ただ、複数の鉄道会社で利用できるので乗換時にわざわざ切符を買う手間がないという利便性はあります。

私は、利便性よりも交通費の節約を優先したいので、電子マネーは利用しません。

また、鉄道系の電子マネーを利用しないのは、電子マネーの払い戻しの際に手数料が発生することも理由のひとつです。この記事を書いている2016年8月時点では、SuicaもICOCAも払い戻しに220円の手数料が発生します。電子マネーの残高が220円未満の場合には、その全額が手数料として差引かれますが、追加で手数料を支払う必要はありません。あと払い戻し時は、デポジットの500円が戻ってきます。

電子マネーを使い切ってしまえば解約時に手数料は発生しませんが、それまではデポジットの500円が乗車に使えないのも電子マネーのデメリットです。

電子マネー付きのクレジットカード

自動券売機で購入する電子マネーは、使うメリットがないと言えるでしょう。でも、電子マネーが一体となったクレジットカードの場合は、人によって得することがあります。

クレジットカードによって異なりますが、クレジットカードで電子マネーに入金(チャージ)するとポイントが貯まります。また、クレジットカードと一体になっている電子マネーで乗車したり買い物したりした場合にもポイントが貯まります。

各鉄道会社で、電子マネー一体型のクレジットカードに様々な特典を付けていますから、どうしても電子マネーを使って電車に乗りたいのであれば、電子マネー一体型のクレジットカードを検討した方が良いでしょう。

駅のホーム

しかし、電子マネー一体型のクレジットカードでも、回数券の方が交通費を節約しやすい場合があります。

土日も仕事をしている方だと、土日用の回数券を購入した方が電子マネー一体型のクレジットカードよりもお得になるはずです。また、出勤時間がラッシュアワーとずれている場合も、ラッシュアワー以外の時間に使える回数券を利用した方がお得です。外回りが多く、いろんな駅で乗降車しなければならない方も回数券が有利になりやすいですね。

とりあえず、交通費を節約しようと思うのであれば、駅の自動券売機で購入できる電子マネーを購入しない方が良いでしょう。今後、電子マネーにおまけが付くようになれば利用する価値はありますが。