キャッシュレス・消費者還元事業で最も得する支払手段は電子マネーやプリペイドカード


2019年10月1日から2020年6月30日まで、買い物時にキャッシュレス決済をすると、5%または2%が還元されるキャッシュレス・消費者還元事業が実施されています。

還元の仕方は、クレジットカード、スマホ決済、電子マネー、プリペイドカードで違いがありますが、基本的に小規模なお店でキャッシュレス決済をすると、買い物代金の5%または2%が得するようになっています。だから、キャッシュレス・消費者還元事業の実施期間中は、積極的にキャッシュレス決済を活用して節約したいところです。

でも、どのキャッシュレス決済を利用しても同じだけの還元を受けられるわけではありません。

実は、電子マネーやプリペイドカードが最も還元率が高くなるのです。

電子マネーやプリペイドカードの還元率は5%を超える

電子マネーやプリペイドカードを使って買い物をした場合、還元率が5%のお店では約5.26%、還元率が2%のお店では約2.04%になります。

なぜ、還元率が上がるのか、わかりますか?

私がよく利用しているスーパーでは、独自にプリペイドカードを発行しています。このスーパーは、キャッシュレス・消費者還元事業の対象店舗で、還元率は5%です。

還元の仕方は、買い物代金の5%をプリペイドカードに戻すという方法です。例えば、1,000円の買い物をした場合、いったんプリペイドカードから1,000円が差し引かれた後、50円をプリペイドカードに戻します。

1回の買い物だけで見ると、1,000円の支払いに対して50円が戻ってきたので還元率は5%です。

この買い物の翌日に「50円戻ってきたので、50円分だけ、お菓子を買おう」と思って、スーパーに買い物に行ったとします。すると、レジで50円がプリペイドカードから差し引かれた後、2円がプリペイドカードに戻ってきます。

昨日と今日の2回の買い物を合わせると、1,000円に対して52円が戻ってきたことになりますよね。すなわち、還元率は5%を超えています

カード代金の支払い時に値引きされるクレジットカードも得

では、クレジットカードの場合は、どうなるでしょうか?

クレジットカードでの買い物では、カード代金の支払い時に値引きされる場合とポイントが還元される場合があります。どちらになるかは、持っているクレジットカードで違います。

値引きされるクレジットカードは、多くの場合、買い物代金の5%または2%のポイントを還元し、カード代金の支払い時に貯まっているポイント分だけ値引きされるようになっています。

例えば、クレジットカードで1ヶ月合計10,000円の買い物をした場合、500ポイント貯まり、翌月のカード代金支払い時に500ポイント=500円で値引きされます。したがって、支払ったカード代金は9,500円となり、5%引きで買い物できたことになります。

さらに翌月にこの得した500円分だけクレジットカードで買い物をすると、翌々月に25円が戻ってきます。翌々月に25円をクレジットカードで買い物をすれば、さらにその次の月に2円が戻ってきます。

したがって、カード代金の支払い時に値引きを受けられるクレジットカードも、電子マネーやプリペイドカードと同じように約5.26%か約2.04%の還元率となります。

ポイント還元のクレジットカードは損

結局、電子マネーでもプリペイドカードでもクレジットカードでも、還元率は同じだと思うかもしれません。

でも、先ほども述べたようにクレジットカードの中にはポイントで還元するものもあります。

ポイント還元のクレジットカードだと、10,000円の買い物で500円分のポイントがもらえるだけです。

したがって、ポイント還元のクレジットカードだと、きっちり5%分の還元しか受けられないので損です。

お店が独自発行する電子マネーかプリペイドカードが最強

キャッシュレス・消費者還元事業の期間中に最も得するキャッシュレス決済は、お店が独自に発行している電子マネーやプリペイドカードです。

多くの場合、1,000円単位でチャージするようになっており、チャージするたびに残高にいくらかのおまけが付いてきます。私がよく利用するスーパーだと、キャンペーン時に1%以上のおまけが付きます。例えば、10,000円チャージすると、100円が上乗せされ、残高は10,100円になります。

このおまけの100円で買い物をしても還元を受けられます。わずか5円ではありますが。

硬貨

でも、3%還元のキャンペーンもありますから、この場合は10,000円のチャージで余分に15円が得する計算になります。

1%還元の場合でも、キャッシュレス・消費者還元事業の還元と合わせれば約6.3%の還元率となりますから還元率は優秀です。

 

よく利用しているスーパーが、独自に電子マネーかプリペイドカードを発行している場合は、キャッシュレス・消費者還元事業の期間だけでも利用した方が買い物代金の節約になります。

スマホ決済も、独自に高還元のキャンペーンを実施していますが、規約を読むと、いくつかのサービスに登録している場合に高還元になることが多いです。年会費が発生するサービスへの登録が条件だと、大したメリットはないですね。