全国でプレミアム商品券の発売が行われていますね。
プレミアム商品券は各自治体が発行しているお得な商品券で、私が住んでいる地域では、1万円で1万3千円分の商品券を購入できます。1人で5冊まで買えるので、最高1万5千円分も得することになります。
この機会を逃すまいとプレミアム商品券を買いに行ったのですが、販売1時間前には完売という状況でした。
1日仕事するのと同じ価値
1万5千円と言えば、中堅サラリーマンの日給に相当する金額です。それだけの金額ですから、やはりそれなりの努力をしなければならなかったということですね。
午前9時の発売開始に対して午前3時から並んでいた方もいたようです。6時間も前から並ぶなんて気合が入っているなと思いますが、6時間労働で1万5千円の給料がもらえるのなら、これは割の良い仕事と言えます。
このように考えれば、発売の1時間前や2時間前に出かけて、プレミアム商品券を買おうというのは、虫の良い話ですね。サラリーマンの日給をそんな短時間に得られると思っていたことが甘かったです。
でも、せめて1冊くらいはプレミアム商品券を買いたかったですね。
経済対策優先?
今回のプレミアム商品券は、市民の生活を支援するというよりは、地域の経済活性化を優先するものなのでしょう。
プレミアム商品券はその地域の住民でなくても購入できましたから。もしも、地域住民の生活を支援することが目的であれば、市民以外は買えないようにしていたでしょう。
そう考えれば、プレミアム商品券は景気対策の意味合いが強い政策と考えられます。だから、プレミアム商品券の購入者が誰であっても、自治体にしてみれば地域内で買い物をしてくれれば良いわけです。
きっとプレミアム商品券を買えなかった人たちは、特典を少なくして多くの市民が買えるようにすべきだと思ったでしょうが、購入に制限を付け過ぎて売れ残ってしまうことの方が自治体は困るはずです。
だから、先着順にしたのでしょう。
でも、今回いろいろと揉めた自治体もあったようですから、次回は何らかの対策をした方が良いですね。
プレミアム商品券の特典を生活費に充てこむつもりでいたのですが、当てが外れてしまいました。サラリーマンの日給分の特典を得ることは、容易ではないということですね。
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