お金の節約に時間がかかるのは仕方ないこと

お金を節約しようと思うと、何かしらの労力がかかるものです。

自宅から遠いスーパーに特売品を買いに行くこと。スーパーの総菜を買わずに自宅で料理すること。これらはお金の節約になりますが、その分、時間がかかります。これを時間の無駄だと言っていてはお金の節約は厳しいです。

お金を節約しようと思うなら、時間を犠牲にすることはやむを得ないと思うべきです。

人によってお金と時間の価値観は異なる

例えば、日頃、100グラムが398円で販売されている牛肉が298円で安売りされていたとします。そのお店は自宅から離れていて、よく利用するスーパーよりも往復20分余計にかかります。

この場合、100円のために20分を犠牲にするのはもったいないと思う人もいれば、わずか20分の労力で100円節約できるのはお得だと感じる人もいます。前者は、時給に換算するとたったの300円ですから、それなら1時間バイトした方が効率的だと考えていると思います。

時計

確かに時給換算すると、割に合わないと思います。でも、20分だけできる仕事はそうそうありません。なので、20分の時間があっても他に使いようがないのなら、100円の節約のために使った方がましです。

時間をかけるかお金を使うか

お金を節約する行動には、必ずと言っていいほど時間がかかります。その時間がもったいないと思うのであれば、お金を使って時間を節約した方が有意義です。

でも、今現在、お金がない状況では時間の節約をしようがありません。財布の中に1,000円しか入っておらず、これだけであと3日を乗り切らないといけないとなったら、誰だってお金をできるだけ使わずに済む方法を探すはずです。

また、お金を使って時間の無駄を省くという発想の裏には、その浮いた時間で収入が増えるという期待があると思います。もちろん、面倒だからお金を出して楽をするという考え方もあると思います。

会社が、ある仕事を外注に任せて従業員に支払う給料よりも多くの外注費を負担した場合、従業員を新たに雇った場合よりも売上が増えなければ意味がありません。これを家計の節約に当てはめると、お金を節約せず無駄な時間を使わなかったことで、その金額以上のメリットが発生しなければならないでしょう。

お金を使って時間を短縮しても得られるメリットはそれほどないと思いませんか。仕事をするにしても、趣味を楽しむにしても、ある程度まとまった時間が必要です。その時間は、いつも利用しているお店よりも遠くのスーパーに行く時間を節約して賄える時間でしょうか。

時間を有意義に使おうとしても、案外、無駄に過ごしてしまうものです。それなら、その時間をお金の節約に使ってみるのもありだと思います。普段行かないスーパーに行ったことで新たな発見があるかもしれません。

お金の節約には時間がかかるものです。時間がもったいないと言っていては、お金の節約は難しいです。それどころか、大した労力なくできる節約法に気づくこともできないでしょう。