毎月の固定費の中でも、水道代は多くかかります。
水は、料理に必要ですし、飲料水として飲むこともあります。トイレも流さなければなりません。お風呂にも入る必要があります。こうやって考えてみると、水は生活に欠かすことができないので、水道代を節約するのは電気代やガス代の節約よりも難しい面があります。
でも、洗濯は、意外と簡単にできる節水です。もしも、水道代が高く感じているなら洗濯を工夫してみると良いでしょう。
洗濯が日課になっていないか
専業主婦の方だと、洗濯が日課になっていて、毎日午前中に必ず洗濯機を回しているかもしれません。
でも、その毎日の選択は本当に毎日やらなければなりませんか?
洗濯の頻度は、自宅にある洗濯機の大きさに影響を受けます。小さい洗濯機であれば、一度に多くの洋服を洗えませんから、数日分の洗濯物をためて一気に洗うことはできません。
しかし、大きな洗濯機であれば、2日分や3日分の洗濯物を一気に洗うことができます。
もしも、自宅の洗濯機が大きな物で、2日分の洗濯物をまとめて洗えるのであれば、洗濯の頻度は2日に1回で問題ありませんよね。それなのに毎日洗濯をしていれば、水を多く使いますから、それだけ水道代も高くなります。
毎日洗濯をしないと、家事を怠けているような気がする方もいるかもしれませんが、その意識は無駄に水道代を高くするだけです。2日分の洗濯物を洗える洗濯機を持っているのなら、毎日洗濯をしなくても構いません。
洋服や下着の数が多い場合もまとめて洗濯
また、洋服や下着をたくさん持っている場合も、選択回数を減らすことができます。
例えば、下着は10日分ある方なら、1週間に1回の洗濯でも、下着が不足することはありません。洋服も、10着以上をローテーションしているのなら、頻繁に洗濯しなくても外出時に着るものがなくなることはありません。
それなのに毎日のように洗濯をすると、水を無駄遣いするだけです。
洋服の数がそれほど多くない場合でも、毎日着替えなければ洗濯回数を減らせます。工事現場で働いている場合は、毎日着替える必要がありますが、デスクワークの場合には2日くらい着ても問題ありません。
洗濯機の寿命も考える
当たり前のことですが、洗濯機に限らず電化製品は使用頻度が増えるほど寿命が縮まるものです。
毎日洗濯するよりも、2日に1回洗濯する方がモーターへの負担が少なくなりますから、洗濯機の傷みが遅くなります。電化製品は、使用頻度だけで傷むのではなく、経年劣化もしますから、洗濯回数を半分にしたからと言って寿命が2倍になるとは言えません。それでも、毎日洗濯する方が傷みやすくなることは誰でもわかると思います。
風呂の残り湯を有効利用する
多くの家庭では既にやっていることと思いますが、風呂の残り湯を使って選択することで、水道代を節約できます。毎回、きれいな水を使っていたのでは水道代が高くなりますから、湯船に残ったお湯を有効利用しましょう。
お湯は、洗面器ですくうと腕が疲れますし、時間もかかります。なので、浴槽の残り湯を洗濯機に移す場合は、電動のポンプを使いましょう。ホームセンターに行けば打っていますし、通販でも買うことができますよ。
洗濯回数を減らすことは、時間の節約にもなります。
水道代の節約だけでなく、毎日時間に追われているように感じている方も洗濯回数を減らすことをおすすめします。
また、入浴時のシャワーの使用量を減らすことも節水には効果的です。シャワーヘッドを交換するだけで簡単に水道代を節約できますから、シャワーヘッドの交換も検討してください。
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