浴室の鏡に付着した頑固な水垢を落とすクリーナーが100円ショップで買える

浴室の鏡はピカピカですか?

最初は表面に何も汚れが付いていないのできれいです。でも、時間が経つにつれて曇ってくるのが浴室の鏡。あの曇りは一体何なのでしょうか?

その答えは水垢です。一度鏡に付着した水垢は、洗剤を使っても全然落ちません。まるで、歯石のような頑固さです。どんなに力を入れてスポンジで擦っても鏡の表面にこびりついた水垢は、そう簡単に取れませんから、そのうち鏡を磨くことすら止めてしまいたくなります。しかし、放置していれば、さらに曇っていき、やがては表面が真っ白になって何も見えない鏡になってしまいます。これは、もう鏡とは言えません。

水垢で、映らなくなった鏡は買い替えなければならないのでしょうか?

そんなことはありません。実は、100円ショップに行けば、鏡の水垢をきれいに落とせるクリーナーが売っているのです。

ダイヤモンドで擦ると水垢が落ちる

そのクリーナーがこれです。

100円ショップのクリーナー

大きさは、消しゴムと同じくらいです。

表面の金色の網目はダイヤモンドで、この部分で濡らした鏡を擦れば水垢が落ちます。擦っている最中は、ザラザラと音がします。このザラザラが聞こえる部分に水垢がこびりついています。

何度も擦っていれば、そのうちザラザラが聞こえなくなります。そして、擦った部分に水をかけると、真っ白になっていた鏡が購入したばかりのような輝きを取り戻します。

擦る前と擦った後の鏡を比較した写真を掲載したかったのですが、私はこの手のアイテムを5年以上前から使っており、擦る前の鏡の写真を写していませんでした。現在の鏡は、若干、汚れはありますが、きれいに見えるようになってますよ。

ダイヤモンドパッドを使っていた

100円ショップで鏡用のクリーナーを買う前は、ダイヤモンドパッドという商品を使って、浴室の鏡を掃除していました。

下の写真に写っているのは、5年以上使い続けたダイヤモンドパッドです。

ダイヤモンドパッド

5年も使うと、金色のダイヤモンドの部分がすり減って、水垢を落とす力が弱くなってきます。それでも、まだ現役で使い続けています。ちなみにダイヤモンドパッドは、ホームセンターで約1,000円で買いました。100円ショップのクリーナーの10倍の値段です。

当時は、ダイヤモンドパッドやその類似品の価格は1,000円くらいでした。でも、浴室の鏡用のクリーナーを100円ショップで売っても採算が取れるまでにコストダウンしたメーカーが現れました。そのことがテレビ番組で紹介されていたのですが、私は、放送される少し前にダイヤモンドパッドを買っていたので、100円ショップのクリーナーは5年以上経ってから購入しています。

ダイヤモンドパッドと100円のクリーナーの使用感を比較

使い古したダイヤモンドパッドと100円のクリーナーを並べるとこんな感じです。

ダイヤモンドパッドと100円のクリーナー

ダイヤモンドパッドの方が小さ目ですが、ダイヤモンドの密度は高いです。表面の大部分がダイヤモンドですね。

一方の100円のクリーナーは、ダイヤモンドの網目の密度が低く、ダイヤモンドが貼っていない部分の面積の方が広いです。

両者の使用感ですが、やはり価格が10倍高いダイヤモンドパッドの方が水垢の落ちが良いです。滑りも良いので、100円のクリーナーよりも力を入れずに磨けます。でも、ダイヤモンドパッドの方が汚れの落ちが10倍良いかというと、そうでもないです。確かに100円のクリーナーよりかは、水垢を削り取りやすいですが、100円のクリーナーでも時間をかければダイヤモンドパッド並みに落ちます。

ただ、時間をかけて鏡を磨いていると、腕が疲れてきますから、できるだけ手短にすましたい方は、ダイヤモンドパッドをおすすめします。

ちなみに洗剤を使ってスポンジで磨いても、水垢は全く落ちませんでした。鏡によっては、洗剤を使って洗うと傷むものがありますから、洗剤でごしごし擦るのはやめた方が良いでしょうね。ダイヤモンドパッドやその類似品も、表面をコーティングしてある鏡には使用できません。その他、掃除できる鏡と掃除できない鏡があるので、商品の説明をよく読んでから購入するようにしましょう。

入浴後に鏡を30秒磨く

ダイヤモンドパッドなどで浴室の鏡を磨いてピカピカにしても、そのうち、また水垢が付着していきます。入浴時にシャワーの水が鏡に跳ねたりしますから、これは仕方ないことです。

だから、鏡の表面が曇ってきたらダイヤモンドパッドなどで磨いてきれいにするしかありません。

しかし、ダイヤモンドパッドなどで鏡の掃除をしてみれば分かりますが、結構時間がかかります。私の場合、浴室の鏡は縦に1メートルほどの大きさがあり、下半分が水垢で完全に白くなっていたのですが、これをダイヤモンドパッドで擦ってきれいにするのに30分以上はかかったと思います。5年以上前の話なので、実際にどの程度の時間だったかはよく覚えていませんが、右腕がかなり疲れたことは忘れていません。

一度、鏡に付着した水垢は、なかなか落ちませんから、日頃からこまめに磨いた方が良いです。

おすすめなのは、入浴後にダイヤモンドパッドなどで、30秒程度、鏡全体を磨くことです。これを入浴のたびに繰り返していれば、鏡に水垢が付きにくくなります。家族全員で磨くようにすれば、ピカピカの状態を維持できると思うのですが、私の家庭では、私しか鏡を磨いていませんから、少しずつ鏡が曇ってきます。

なので、ある程度曇ってきたら、時間をかけてダイヤモンドパッドで鏡を擦るようにしています。

 

浴室の鏡が水垢で曇って見えないと嘆いている方は、まず100円ショップに行ってダイヤモンドパッドの類似品を購入すると良いと思います。もしも、100円のクリーナーで、鏡の水垢がきれいに落ちなかった場合にダイヤモンドパッドを買うと良いでしょう。

鏡が水垢で完全に真っ白になっている場合は、最初からダイヤモンドパッドを使った方が楽だと思いますよ。

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