非常食の備蓄はピーナッツやアーモンドなどのナッツ類がおすすめ

地震などの災害に備えて、非常食を備蓄しておくことは大切なことです。

備蓄する非常食は、どれくらい用意すべきかは、想定する災害によって異なってきます。水道が止まったり停電したりしたときにその場をしのげるようにするなら、1日分の非常食を用意するだけで構わないでしょう。でも、大地震を想定した場合には、3日分は非常食を備蓄しておきたいですね。

安くで手に入る食品を選ぶ

何日分の非常食を用意するかは、自分が安心できる量になるでしょう。

たくさん備蓄する方が誰だって安心できますが、いつ起こるかわからない災害のためにたくさんの食品を買いだめするのはもったいないという気持ちもあるはずです。だから、非常食として備蓄する食品は、できるだけ安くで手に入る物を選ぶと良いですね。

おすすめは、ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツ、クルミといったナッツ類です。

アーモンド

最も安くで手に入るのは、ピーナッツです。次いで、アーモンド、カシューナッツ、クルミとなります。

基本的にナッツ類は水分が数%しか含まれていませんので栄養が豊富です。高タンパクかつ高脂質のナッツ類は、非常食として優秀です。

非常食の定番となっているのは乾パンですが、こちらは糖質が多く含まれているので、避難生活中の健康を考えると非常食として適しません。同様の理由からドライフルーツもおすすめできません。

高タンパク、高脂質の食品こそが非常食として優れているのです。そう考えると、ビーフジャーキーやサラミ、スルメなども非常食として備蓄するのに適していますね。

消費期限が近づいた時に気軽に食べられる

非常食は、災害が起こらなければ出番がありません。なので、災害が起こらなかった時には、非常食は消費期限切れとなってしまいます。

もちろん、消費期限が切れる前に食べてしまえば良いわけですが、乾パンのように普段食べない物を備蓄していた場合には、どうやって食べようかと迷ってしまいます。その点、ナッツ類であれば、そのまま食べることができるので、消費期限が迫っても処理に困ることはありません。

ナッツ類の消費期限は袋に入っているものだと3ヶ月から6ヶ月程度です。缶に入っているものだともうちょっと長いのかもしれませんが、保管しにくいといった欠点があります。袋と缶のどちらを選ぶかは、その人の好みの問題ですね。なお、私はナッツ類は袋に入った商品を買っています。ジッパー付の袋に入っているナッツ類の方が、開封後の保管がしやすいので便利です。

できるだけ消費期限が長い食品を非常食として備蓄したいと思っている場合には、ナッツ類よりも缶詰に入ったサバやサンマなどの魚がおすすめです。ただし、お箸やフォークなども一緒に保管しておかないと、いざという時に手掴みで食べなければならなくなるので注意が必要です。

 

選ぶナッツは、安さを重視するならピーナッツですね。安いお店だと100円程度で200グラム近く入っています。

アーモンドはビタミンEが豊富ですし、クルミはαリノレン酸がたくさん含まれています。これらは、普段の栄養補給のためにも使えますから、非常食として保存しておいても邪魔にはなりませんね。ただ、ピーナッツと比較すると、値段が高いです。アーモンドは100グラムで300円から400円ほどします。クルミは、アーモンドよりも2割ほど高くなります。

どのナッツを備蓄すべきか迷った時には、ミックスナッツにすると良いでしょう。

なお、ナッツ類は、Amazonなどの通販サイトだと、500gや1kgといった大容量の商品が比較的安くで販売されていますので、たくさん備蓄しておきたい方は、通販で買うと節約できますよ。

また、被災した時に避難所で生活する場合、ビタミンとミネラルも不足しがちになるので、マルチビタミンやマルチミネラルのサプリメントも用意することをおすすめします。

他にタンパク質の備蓄にはプロテインもおすすめです。ただ、プロテインは1kgのサイズで売られていることが多いので、持ち運びの点で不便です。それでも、災害時に自宅待機しなければならない場合に手軽にタンパク質を補給できるので非常食として保存しておくと良いでしょう。水に溶かして飲むだけでなく、ヨーグルトなどの食品に混ぜて食べることもできますから、消費期限が迫ってきた場合でも食べきりやすいです。

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