インターネット回線をマイネオ(mineo)に変更しました。
これまで使っていた回線は、マイネオと同じケイ・オプティコムが提供しているeoモバイルだったのですが、2018年1月末をもってサービス終了となることからマイネオに乗り換えることにしました。eoモバイルは、Yモバイルの3Gと同じで、Yモバイル3Gのサービス提供が終わる都合でeoモバイルも終了の運びとなりました。
Yモバイル3Gは、LTEに乗り換える人が増えたおかげなのか、最後の方は快適にインターネットにつなげて良かったんですけどね。
端末はAterm
eoモバイル3Gの端末はUSBメモリタイプのものだったのですが、マイネオで申し込んだ端末はスマホのような形のAterm MR05LNです。
文庫本を下敷きにしてAterm MR05LNを撮影しました。
見た目はスマホとほとんど同じですが、Atermの画面でウェブサイトを閲覧することはできません。単なるモバイル・ルーターなので、当たり前なのですが。
Aterm MR05LNには、いろいろな機能が付いているのですが、まだ使い始めたばかりなので機能については勉強中です。
Aterm MR05LNの速度は、ダウンロード(受信)が375Mbps、アップロード(送信)が50Mbpsです。ダウンロードはかなり速いのですが、当然、実際にはこれほどの速度は出ません。
シングルタイプの3GBプランに申込み
マイネオとの契約は、インターネットだけで通話はなしのシングルタイプで、1ヶ月間のデータ容量は3GBにしておきました。
3GBの1ヶ月間の料金は990円です。eoモバイルの時は月額約3千円だったのでインターネット代が3分の1になりました。ただ、eoモバイル時代に使っていたメールアドレスを継続利用することにしたので、メール代が追加で月額330円かかっています。
月間3GBのデータ容量で足りるのかと聞かれると、私の場合は全く足りませんね。1日に300MBほど使っているので、月間だと9GBダウンロードする計算です。なので、10日もすれば3GBを使い切ってしまいます。
なお、2021年2月1日から新料金プランとなるため、3GBプランは廃止されました。従来プランよりも安くなっているので、さらに通信費が節約しやすくなっています。
マイネオスイッチで高速通信と低速通信を使い分ける
でも、マイネオには、高速通信と低速通信を使い分けることができるマイネオスイッチという機能が付いているので、これを使えばデータ容量の節約が可能です。低速通信時にはデータ容量が減らないので、閲覧するウェブサイトに応じて高速と低速を使い分ければなんとかなるでしょう。
マイネオの管理画面にログインすると、トップページの左側に以下のようなメーターが表示されています。
このメーターは、1ヶ月間の最大データ容量と現在の残データ容量を表しています。
そして、メーターの下にある「mineoスイッチ 節約ON」と書かれた緑色のボタンが高速通信と低速通信を切り替えるマイネオスイッチです。上の画面は、マイネオスイッチをオンにした状態、つまり低速通信になっている状態です。ボタンの下に「通信速度制限中」と表示されていますね。
低速通信での回線速度は、200Kbpsです。マイネオの回線速度がダウンロードで225Mbpsなので、1000分の1のスピードまで制限されます。
でも、低速状態でも、初速バーストという機能があり、接続してから75KBを読み込むまで高速通信が保たれています。1秒か2秒か、それくらいだと思いますが、確かにウェブサイトを開いた瞬間はページの読み込みが速く感じます。そして、時間が経つにつれて表示速度が遅くなっていきます。
試しにBNR スピードテスト 回線速度/通信速度 測定のページで低速状態での回線速度を調べてみました。
1回目の測定が、374.78Kbps(46.68KB/秒)ですから、200Kbpsよりも高速だとわかります。2回目の測定も268.5Kbpsですから、200Kbps以上の通信速度ではあるようです。
回線速度を計測していると、確かに接続開始の1秒か2秒は高速でした。実際にウェブサイトを閲覧しても、文字情報主体のページなら接続開始2秒くらいで多くの情報がダウンロードされるのでストレスなく見れます。
ただし、以下のウェブサイトの閲覧には時間がかかりすぎるので高速通信に切り替えるべきです。
- グーグルマップなどの地図サイト
- twitterなどのSNS
- 大きな写真をたくさん掲載しているブログ
- 動画サイト
- ソーシャルゲーム
私は、動画をほとんど見ませんし、ソーシャルゲームもしないので、基本的に低速でも問題ないのですが、twitterやブログの閲覧は厳しいですね。ブログは、何か探し物をしていて、検索でヒットしたページを初めて見る時にやたらと読み込みに時間がかかることがあります。これは、マイネオの回線速度が遅いことよりも、ブログを重たくしている運営者側の問題です。
ブログではないウェブサイトだと、表示が速いんですけどね。ブログそのものが表示に時間がかかるという欠点を持っているので仕方がないところもあるのですが。
混雑時における通信サービス品質確保
格安SIMに限らず、インターネットの接続サービスは加入者が多ければ多いほど速度が遅くなります。
マイネオでは、混雑時でも通信サービスの品質を確保するために以下の取り組みを行っていると、メールで連絡が来ました。
- 定期的な通信回線の増強
- 利用時間帯が異なるお客さまにご加入いただくことによる混雑の分散
- 効率的な通信を行うための最適化の実施
昼休みの時間帯は多くの人がインターネットに接続しますから、マイネオに限らず、どの回線でも通信速度が遅くなりがちです。特に人気のある通信サービスだと、回線の混雑度も高まります。
マイネオでは、上記のような取り組みを行っているとのことですが、やはり、高速通信中でも遅くなる時間帯があります。これは、どうしても避けることができません。いつでも快適にインターネット接続したいのであれば、不人気の通信会社を選ぶしかないでしょう。でも、実際に契約するまでは通信回線の速度がどれくらいかわかりませんけどね。
以前に使っていたeoモバイルは、サービス提供の終了日が近づくにつれて回線速度が速くなっていきました。これは、eoモバイルからマイネオに乗り換える人が増え、eoモバイルの回線利用者が少なくなったことが理由でしょう。
端末代以外は格安
今回、格安SIMに乗り換えたわけですが、月額料金はこれまでよりも安くなりました。おそらく、3GBプランから6GBプランに変更するとは思いますが、その場合でも月額1,738円ですから通信費は以前よりも節約できます。
ちなみに10GBのプランだと月額2,772円です。6GBでも足りないと感じたら10GBまで増やすつもりです。
※2021年2月1日から、6GBプランは廃止され、代わりに5GBプランが月額1,265円(税込)で提供されます。10GBプランも月額1,705円(税込)と1,000円近く安くなっています。
通信費は節約できましたが、マイネオに乗り換えてモバイル・ルーターを購入しなければならなかったのが痛手です。Aterm MR05LNをマイネオで買うと22,800円(税込)です。これにドコモのSIMカード発行料が394円(税別)かかりましたから、税込で約25,500円の出費となりました。
なお、マイネオはドコモプラン(Dプラン)とauプラン(Aプラン)の2種類用意されています。月額料金は同じですが、アップロードの速度がDプランが50Mbpsに対してAプランが25Mbpsとなっている点が異なっています。ちなみに2018年9月4日からソフトバンクプラン(Sプラン)も加わっています。
また、端末はAtermの他にも1万円くらいのものも用意されています。
なお、Atermは2年ほどで壊れたので、HUAWEIのモバイルルーターに変更しました。約1万円と安く、接続も途切れにくいのでAtermよりも気に入っています。
私は、eoモバイルからマイネオへの乗り換えだったので、初期費用の3,000円(税別)が無料になりました。eoモバイルからの乗り換えでなくても、マイネオはよくキャンペーンを実施しているので、その時に申し込みをするのがおすすめです。
ちなみに私は月曜日にインターネットでマイネオの申込みをして木曜日に端末とSIMカードが届きました。
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