夏は冷房を使う機会が増えるので、電気代が他の季節よりもかかります。電気代を節約しようと思うと、冷房の使用を減らすしかないですが、暑さを我慢して体調を崩すと電気代以上の出費となることもあるので、あまり無理はできません。
電気代を下げられないのなら、他の支出を減らすことを考えましょう。
夏だと、湯船に浸からずにシャワーで済ますだけでガス代と水道代を節約できますから、電気代の上昇をガス代と水道代の減少で相殺させることが可能です。
短時間でシャワーを済ます
シャワーだと、水道代もガス代も入浴の場合より多くかかるように思います。
シャワーと入浴で、どちらが安上がりかを比較するためには、シャワーで使用する水の量を測る必要があります。流れる水の量を測るのは不可能だと思うでしょうが、栓をした湯船の中でシャワーを浴びれば、1回のシャワーでどれだけ水を使用したかを把握できます。
湯船の中でシャワーを浴びているので、使った水は湯船の中に溜まっていきます。その水の量が足の甲が沈むくらいしか溜まっていなければ、湯船にお湯を張るよりも水の消費量は格段に少ないので、水道代の節約になっているのがわかります。
逆にひざ下まで水が溜まるようだと、家族全員のシャワーの使用量を合計すると入浴よりも水を多く使いますから、入浴した方が水道代の節約になります。
でも、シャワーの場合は、短時間で浴室から出ることが多いでしょうから、ほとんどの人は入浴よりも水の消費量が少なくて済むはずです。また、ガス代も、沸かすお湯の量がシャワーの方が少ないので、入浴時よりも少なくなるはずです。
とにかく、シャワーの時間を短時間にするほど、水もガスも消費量が少なくなりますから、夏は長々とシャワーを浴びるのは控えましょう。
また、夏のガス代節約にはシャワー温度を39度に下げることも大切です。
あと、シャワーヘッドも節水型のものに交換すれば、ガス代と共に水道代も節約できます。水道代だけでも年間1万円以上節約可能ですから、シャワーヘッドの交換も検討してください。
クーラーで体が冷える場合は入浴
ガス代と水道代を節約するためにシャワーで済ませるのがおすすめですが、仕事などで長時間、冷房の効いた部屋に入って体が冷えてる場合には、しっかりと入浴して体を温めた方が良いでしょう。
自宅で冷房を長時間使用して体が冷えるというのなら、冷房の使用時間を減らすべきです。そうすれば、電気代の節約になりますし、体が冷えすぎないので入浴の代わりにシャワーで済ましても体調を崩すことはありません。
結局、夏の節約は、冷房の使用時間を減らすことになりますが、それでガス代も水道代も節約できるのですから一石三鳥ですね。
シャワーで体が冷えると感じる方は、冷房の使い過ぎを疑ってください。冷房の使用時間を減らし、扇風機を使うだけでも、大幅に電気代が減りますから試してください。
コメント