フィリップスのシェーバーを買い替え。替刃はSH50/51とHQ9/51に互換性あり。

先日、フィリップスのシェーバーの替刃を買ったのですが、不運なことにシェーバー本体が壊れてしまいまして。しかも、保証期間の2年から1ヶ月過ぎてからの故障なので無料での修理はできません。

これまで使っていた機種はAT926で、替刃はHQ9/51です。この替刃を他の機種にも使えるのなら、買い替えても問題ないのですが、すでにHQ9/51搭載のシェーバーは販売を終了しており、後継機はSH50/51という歯を搭載したモデルとなっていました。

買ったばかりの替刃が無駄にならないように有償での修理にしようか、または替刃はリサイクルショップに売って新しいシェーバーを買うべきか迷いましたが、最終的にSH50/51搭載のAT791という機種を買うことにしました。

AT791にHQ9/51を移植

新しいシェーバーを買うことに決めたのは、ネットでいろいろと調べて、SH50/51搭載の機種ならHQ9/51の取り付けが可能だという情報を見つけたからです。

そして、いつもの家電量販店で、さっそく買ってきたAT791の外箱です。

AT791の外箱

 

シェーバー本体を取り出してみました。

AT791本体

色は違うものの、これまで使っていたAT926と同じような形をしています。

 

並べてみるとほとんど同じです。下の写真の左が新しく買ったAT791で右がAT926です。

AT791とAT926

 

横向きにして比較。

AT791とAT926を横向きに比較

ほとんど同じですね。

 

問題の搭載歯も比較します。

左側がAT791に搭載されているSH50/51の外歯と内歯で、左側がAT926に搭載されているHQ9/51の外歯と内歯です。

SH50/51とHQ9/51

外歯は、HQ9/51に羽根がありますが、大きさは同じようです。一方の内歯は、SH50/51が外側にだけ歯が付いているのに対して、HQ9/51は外側だけでなく中心に近い部分にも歯が付いています。

ほぼ同じような形状をしていますが、HQ9/51の外歯の羽根が邪魔にならないか心配です。

 

とりあえず、AT791にHQ9/51を取り付けてみましょう。

AT791にHQ9/51を取り付け

ピッタリはまりました。AT926と同じように外歯の羽根がはまる溝があり、問題なく取り付けできました。

 

そして、シェービングユニットを閉じてみます。

HQ9/51を取り付けたAT791

カチッと音がして固定されました。そして、スイッチをオンにして動作するかを確認します。問題なく回転してますね。

実際に髭を剃って見たところ、AT926と同じ剃り味でした。これで、SH50/51とHQ9/51に互換性があることがわかりました。

シェービングユニットも互換性がある

AT791とAT926を見比べていると、どうも、歯を取り付けるシェービングユニット自体が同じ形をしているのではないかと思えてきました。なので、両者を比較してみます。

左がAT791のシェービングユニットで、右がAT926のシェービングユニットです。

シェービングユニットの比較

縁が、黒色か銀色かの違いだけで、形状は全く一緒のようです。

 

では、AT791にAT926のシェービングユニットを取り付けてみましょう。

AT926のシェービングユニットを取り付け

問題なく、取り付けられました。

シェービングユニットを閉じると、カチッと音がして固定されました。

AT926のシェービングユニットを閉める

やっぱり、AT791とAT926のシェービングユニットは色が違うだけで、形状は全く同じようです。

 

AT(アクアタッチ)シリーズは、どれも同じ形をしているので、おそらくシェービングユニットはどの機種でも取り替えできると思います。また、ウェット剃りができないPT(パワータッチ)シリーズも同じ形状をしているので、アクアタッチのシェービングユニットが使えそうです。

また、5000シリーズもSH50/51を搭載しているので、HQ9/51との互換性があるようです。でも、シェービングユニットは見た目が違うので使えるかどうかはわかりません。

私のようにHQ9/51の替刃を買った途端、シェーバーが壊れてしまった方は、SH50/51搭載のシェーバーに買い替えれば替刃が無駄になりませんよ。

 

ついでに充電用アダプタも見ておきましょう。

充電用アダプタの比較

左がAT791のアダプタで、右がAT926のアダプタです。AT926の方がプラグが大きいですが、AT791に差すことができ、充電もできました。

AT791とAT926の比較

AT791もAT926も同じアクアタッチなので、使い方は基本的に同じです。ただ、両者で以下のような違いがあります。

AT791 項目 AT926
8時間 充電時間 1時間
なし トリマー あり
SH50/51 替刃 HQ9/51
なし ケース あり

 

充電時間が8時間かかるのが、AT791のデメリットですが、プラグをコンセントに挿しながら使える点は魅力です。急いでいる時にバッテリーが切れても充電する手間がかかりません。

揉み上げを手入れするトリマーもありませんが、これまでAT926でトリマーを使用したのは10回もないと思うので、私は気になりません。

ケースは附属していてほしかったのですが、とりあえずAT926のケースがあるので、こちらを継続して使います。

AT791の上位モデルのAT883は、AT926とほぼ同じスペックです。違いは、搭載歯がSH50/51というくらいしかなさそうです。

 

AT791を買う前、いろいろと通販サイトで調べていたのですが、どこも値段が6,500円から7,000円くらいでした。なので、いつも利用する家電量販店もこれくらいで売ってるのだろうと思っていたのですが、なんと4,980円(税抜)で販売されてました。最後の1台だったので、すぐに購入しましたよ。

HQ9/51の替刃が余っててどうしようかと悩んでいる方は、SH50/51搭載のシェーバーを選べば無駄になりません。でも、メーカーはSH50/51搭載モデルにHQ9/51を付け替えることを推奨していないと思うので、ご自身で判断してください。

水洗いはシェービングユニットだけにしておく

アクアタッチは、本体丸洗いできるようなことが、ネットショップの解説ページに書いてあります。でも、本体を水洗いするのはやめた方が良いです。

以前使っていたAT926は、本体を丸洗いしてましたが、分解したら中に水が入ってました。おそらく、故障の原因はこれだと思います。説明書には水洗いできると書いてますが、シェービングユニットだけを洗っている写真しか掲載されていないので、洗えるのはシェービングユニットだけなのでしょう。

また、説明書では、ウェット剃りをする時、シェービングユニットに直接水をかけるように書いてますが、肌を水で濡らした方が故障しにくいと思います。シェービングユニットに直接水をかける場合は、本体に水が付かないようにした方が無難です。

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