冬場は、暖房器具の使用が増えるので電気代やガス代が他の季節よりも多く発生します。できるだけ消費電力の少ない電気ストーブを使うとか、暖房の使用時間を短くするとか、冬の電気代を節約する方法はいくつもあります。
私の場合、冬の電気代の節約に大きな効果を発揮してくれたのが湯たんぽでした。
足の冷えさえ防げば寒さに耐えられる
私が湯たんぽを使いだした理由は、イスに座っているときに足の先が冷えて、よく霜焼けになることがあったからです。
厚めの靴下を履くといったこともしましたが、なかなかつま先の冷えを防ぐことができなかったため、湯たんぽを購入。これが、冬場に大活躍してくれます。
購入したのは、立てて使うこともできる立つ湯たんぽです。
これに沸騰したお湯を入れてカバーで覆い、足元に置けば、つま先が冷えるのを防止できます。もちろん、湯たんぽを使うようになってから、霜焼けもできにくくなったので、良い買い物をしたなと思っています。
立つ湯たんぽの値段は、ホームセンターで安売り価格で600円程度でした。寿命は2年程度です。
湯たんぽを使うようになって分かったのは、足が冷えなくなると、寒く感じなくなるということです。湯たんぽを使う前は、電気ストーブをつけっぱなしにしていましたが、現在では、よほど寒い日でなければ電気ストーブを使うことはありません。
私が使っている電気ストーブは800Wなので1時間の使用で約20円の電気代がかかります。以前は1日に5時間ほど使っていたので、100円/日程度の電気代がかかっていた計算になります。つまり、1ヶ月で3,000円ほどの電気代の節約になっているのです。もちろん電気ストーブを使う日もあるので、実際の節約額はもうちょっと少なくなりますが、それでも2,500円ほどは以前よりも節約できているはずです。
ルームシューズも併用
さらにボア付きのルームシューズも併用すれば、足の冷え対策はバッチリです。
ルームシューズは、スーパーで400円ほどで購入しました。こちらは、一冬使って捨てることになるかもしれませんが、電気代と比較すると安い買い物です。
また、最近人気なのは、「まるでこたつ靴下」という防寒用の靴下です。ルームシューズとの併用で、さらなるつま先の冷え対策になります。
他にも冬の寒さ対策にひざ掛けを使ったり、室内でもマフラーを首に巻いたりしています。寒さは着込めば着込むほど防ぐことができますから、電気やガスを必要とする暖房器具を使う前にまずは厚着をすることを考えましょう。
よそのお宅にお邪魔する時にコートを着たままだったり、マフラーを巻いたままだったり、手袋をつけたままだったりすると失礼になりますが、自宅ならそのようなこと考える必要はありません。
また、使い捨てカイロを使うのも、有効な寒さ対策になります。使い捨てカイロ1個の値段は15円から20円です。持続時間は10時間前後ありますから、活動している時間の大半は体が温かいです。20時間前後使えるカイロなら、睡眠中以外は、ずっと体を温めることができます。使い勝手の良さなら、湯たんぽよりもカイロの方が上ですね。
とにかく冬は厚着をすること。それでも寒さを防げない時に暖房器具を使いましょう。
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