家計の節約のためにはクレジットカードをできるだけ使わない方が良いです。
同じ値段のものならクレジットカードで買った方がポイントが貯まるので得だと思う人もいるでしょうが、そもそもクレジットカードが使えるお店は、クレジットカードが使えないお店よりも商品の値段が高めに設定されています。なので、わずかなポイントをもらったところで、クレジットカードが使えないお店よりも割高な買い物をすることになるので、むしろ無駄な支出になります。
節約生活にクレジットカードは不要だけど
節約生活においてクレジットカードは必要ありません。
でも、万が一急な支払いが発生した時に現金を持ち合わせていなかったら大変です。旅先での現金の不足、不慮の怪我など、思いもよらないところでの支出にはクレジットカードが便利ですから、保険の意味でも1枚はクレジットカードを作っておいた方が良いでしょう。また、最近では携帯電話の料金をクレジットカードでないと支払えない場合が増えていますから、1枚もクレジットカードを持っていないと、必要なサービスを利用できないこともあります。
普段はクレジットカードを使う気がないという方は、年会費無料のクレジットカードを申込むのがおすすめです。年会費が無料なので各種保険が付帯していなかったり、付帯していても充実していないことが多いですが、とりあえず1枚はクレジットカードを持っておこうと考えて作るのなら年会費無料のクレジットカードで十分です。
年会費無料でも意外とポイントが貯まる
年会費無料のクレジットカードだと、サービス内容がパッとしないことが多いのですが、ポイントプログラムに関しては意外と充実しているものが多いです。
例えば、楽天カードなんかはポイント還元率が1%と高めです。他にも高ポイント還元で年会費無料を売りにしているクレジットカードはいくつもありますから、どれか1枚だけ持っておけば良いでしょう。
ただし、節約を意識していると、普段はクレジットカードを使う機会が少ないので、ポイントが貯まっても有効期限が過ぎて失効してしまうことがあります。
もったいないからと言って、クレジットカードを頻繁に利用してポイントを貯めようとすると割高な買い物をすることになりますから、思い切ってポイントを捨てる勇気を持ちましょう。年間1万円のクレジットカード利用であれば、100円程度のポイントしかもらえませんから大した痛手ではありません。10万円のカード利用だと1,000円分程度のポイントが貯まりますから、さすがにポイントを失効させるのはもったいないです。この場合は、ポイントを買い物に充当しましょう。
また、1,000円分もポイントを貯めた場合には、5,000円程度は割高な買い物をしていると思った方が良いですね。
とりあえず、節約生活ではクレジットカードは使わないに越したことはありません。ただ、クレジットカードは万が一の保険として1枚だけ持っておくことをおすすめします。
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